キヤノンがAPS-Cに対応する55-110mm F2.0の特許を出願中

エンジニアの嗜みで、キヤノンの55-110mm F2の特許が紹介されています。

・Canon 55-110mm F2.0 の特許(※引用元サイトは閉鎖されています)

  • キヤノンが55-110mm F2.0の特許を出願中。換算率1.6倍のAPS-Cに対応し、35mm判換算で90-180mmのズームレンズになる。室内スポーツや、屋外ポートレート等で重宝しそう。
  • 15群18枚、インナーズーム、前群繰り出し式。
  • 70-200/2.8の画角とボケをAPS-Cで得ようとすると、ズーム率に難があるものの55-110/2.0が近い。 
  • 特許のレンズは写真用レンズとしても使えるが、元はプロジェクタ用レンズ。その気になれば、EF-S用レンズとしてラインナップ出来るわけだが、今のままでは手軽に使えるようなレンズにはならない。

 

製品化されれば、APS-C機用のポートレートレンズとして重宝しそうなレンズですね。ただ、この設計のままでは相当大きく重いレンズになってしまいそうなので、このままEF-S レンズとして製品化するのは少し無理があるかもしれませんね。

現実的にはF2.8になってしまうのかもしれませんが、50mmスタートの大口径望遠ズームは現在レンズメーカー製しか選択肢がないので、EF-Sにもラインナップして欲しいところですね。