富士フイルムX10のDxO Markのスコアが掲載

DxO Markに、富士フイルムのハイエンドコンパクト「X10」のセンサーベンチマークのスコアが掲載されています。

Fujifilm X10: an-old fashioned compact camera with some surprises 

 

 X10   P7100   S100   F600EXR   Nikon1 J1   X100 
Overall Score
(RAWによる
センサーの総合点)
50  41 50 40 56 73
Color Depth
(色の再現域と分離)
20.5 19.4 20.7 19.4 21.5 22.9
Dynamic Range
(ダイナミックレンジ)
11.3 10.7 11.6 10.8 11 12.4
Low-Light ISO
(DxOの基準で許容できる
最高のISO感度)
245 165 153 153 372 1001

 

  • 富士X10は、このカテゴリーのカメラとしては実に良好な結果を残している。色再現とダイナミックレンジは、このクラスで最高のPowerShot G12やS100と同程度だ。
  • 高感度の245というスコアは、P7100/LX5とNikon 1 の間に位置する値だ。X10の高感度は、P7100/LX5よりも2/3段優れており、Nikon 1 よりも2/3段下回っている。
  • コンパクトカメラの中では、富士X10は間違いなくよい選択だ。

 

元記事で比較対象となっている機種を一覧表にしました。X10の総合点は50点で、ハイエンドコンパクトの中ではPowerShot S100と並んでトップのスコアとなっています。

高感度は1/1.7インチクラスのライバルが150~160程度であるのに対して、X10はセンサーが少し大きいためか、245と明確なアドバンテージがあるようです。

このクラスのセンサーは、これまであまり選択肢がありませんでしたが、富士とキヤノンが新型センサーを投入してきて面白くなってきましたね。