ニコンD800と2機種の中判カメラとの比較記事が掲載

FOCUS NUMERIQUEに、ニコンD800と2機種の中判カメラとの画質の比較記事が掲載されています。

Nikon D800 tueur du moyen format ?

  • 比較には、ニコンD800(AF-S50mm f/1.4)とマミヤRZ+Leaf Aptus-II 8(マミヤ90mm f/3.5)、ペンタックス645D(55mm f/2.8)のテスト画像を使用した。中判の2機種はD800と異なりローパスレスだ。価格帯は同一ではなく、D800は3000ユーロを下回っているが、645Dは9000ユーロ、マミヤは14000ユーロ以上だ。
  • センサーサイズは、D800は24x36mmで、中判の2機種は33x44mmだ。レンズ条件も異なっている。サンプルは200ルクスの照明で撮影された。D800と645DはISO100、マミヤはISO200で撮影されている。
  • (サンプルの本の表紙の部分では)結論は明確で、D800は2機種の中判デジタルバックに比べてディテールで劣っている。加えて、本の表紙でいくつかの領域で模様のディテールがなくなっており、デモザイキングの問題が見て取れる。
  • (サンプルのお札の部分では)マミヤが実に恐るべきディテールを見せている。645Dはローパスレスにもかかわらずここでは苦戦しており、D800がいくらかディテールが豊富。ここでは645Dは若干D800に劣っている。

 

中判の40MPローパスレスセンサーはさすがにディテールが豊富ですが、ローパス付きのD800もかなりがんばっていて、被写体によっては逆転している部分もあるようです。

中判との価格差を考えれば、D800はとても素晴らしい性能ですね。ローパスレスのD800Eでは、一回り解像力がアップするでしょうから、更に中判に肉薄するかもしれませんね。