ソニーRX1のボディの造りや画質はトップクラス

STEVEHUFFPHOTO(写真家のSteve Huff 氏のサイト)に、ソニーのフルサイズコンパクトRX1のレビューが掲載されています。

Sony week wrap up and more thoughts on the Sony RX1

  • RX1のサイズ、ボディの造り、レンズのスペック、隅々までシャープなレンズのクオリティ、高感度性能は本当に気に入った。私は、RX1のクオリティや高感度性能、RAWのディテールは、ライカM9とSummicron 35mmをしのぐ能力があることを確信している。白黒に変換した画像も驚くほど良い。RX1はエキサイティングなカメラで、造りやファイルのクオリティに関してはトップクラスだ。
  • 動画のクオリティも見事なもので、色乗りは豊かで開放で撮影すると立体感がある。
  • RX1の2799ドルの価格は確かに高いが、それはフルサイズ機の5D Mark III やD800、α99も同じことだ。RX1はその驚くような画質以外は一眼レフとは比べられないが、実際、RX1は総合的な画質でα99を打ち負かしている。35mm F2は、RX1のセンサーと非の打ち所のない組み合わせだ。
  • MFも素晴らしく、フォーカスピーキングを使ってMFをするのは楽しい。
  • 私はEVFと可動式液晶を搭載して欲しかった。また、NDフィルターも内蔵して欲しい。NDフィルターは50-70ドルで買えるのでこれは大きな問題ではないが、内蔵されていれば素敵だった。
  • もし、大口径レンズ付きのフルサイズ一眼レフのクオリティをコートのポケットに入れて、あらゆる場所に連れて歩きたいなら、RX1以外に選択の余地はない。私は(テスト機の)RX1と別れるのが悲しかったが、フルレビューでまた会いたいと望んでいる。

 

Steve Huff 氏は、RX1を相当気に入ったようですね。画質に関しては、専用設計の高性能レンズとフルサイズセンサーの組み合わせで、レンズ交換式のフルサイズ機に勝るほどのクオリティを実現しているということなので、コンパクトとしては高価ですが、画質&サイズ重視の方にはそれだけの価値のあるカメラかもしれませんね。