北米とヨーロッパではミラーレスカメラは伸びていない

43rumorsで、北米とヨーロッパのミラーレスの売れ行きに関する新聞記事が紹介されています。

Mirrorless Cameras Lose Their Shine? NYC and USA Today report with Panasonic-Olympus analysis.

  • ミラーレスカメラは、北米やヨーロッパではアジアのように大きな成功を収めていないことが知られている。そして、ニューヨークタイムズとUSAトゥディがこの状況を分析している。

    1. ニコンのマネージャー岡本氏が「ヨーロッパと北米では一眼レフに対するミラーレスの比率は、ミラーレスが軽量で女性に人気のアジアと異なり、まったく伸びていない。我々は他の地域にもより高い期待をしていた。しかし、カメラ好きの人々は、たとえ重くても一眼レフに行く傾向がある」と述べている。
    2. オリンパスは木曜日に、同社の代表的なミラーレスモデルであるPENの第1四半期の売上は12%落ちており、予想を下回っていると述べている。
    3. パナソニックのマネージャーDarrin Pepple氏は「少なくとも北米では、一眼レフはよく知られており、またよく理解されている。我々はレンズやサイズ、形状の点で、革新を進めており、特効薬を見つけようとしている」と述べている。パナソニックは一眼レフスタイルがアメリカ人にはより魅力的で、シンプルなミラーレス機では顧客が開拓できないことに気付いている。

 

北米やヨーロッパでは、ミラーレスカメラの人気が今一つという話はかなり以前から出ていましたが、現在でもその傾向は変わらないようですね。最近、ソニーが一眼レフスタイルのNEXを用意しているという噂が流れていますが、これは北米やヨーロッパ対策のミラーレス機なのかもしれませんね。