ニコンがサジタルコマフレアを極限まで抑えた「AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G」を正式発表

ニコンが、高性能な標準レンズ「AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G」を正式に発表しました。

点光源の圧倒的な描写力となだらかに変化する美しいボケ味を実現した大口径標準レンズ「AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G」を発売

  • 「点(点光源)を点に写す」ことを可能にした「AI Noct Nikkor 58mm F1.2」(1977年発売)の思想を発展させ、80年にわたるニコンのノウハウ、高度な光学設計技術を採用し、解像感、歪みやにじみのない点像再現性を向上させている。
  • サジタルコマフレアの発生を極限まで抑えることで、画面周辺部まで「点光源を点に写す」、圧倒的な点像再現性を実現。
  • 開放絞りでも、解像感が高くシャープな描写力を発揮。
  • ピント面から遠ざかるにつれてなだらかに変化する美しいボケ味の描写が可能。
  • f/1.4の開放絞りでも、豊富な周辺光量を確保し画像の周辺部まで自然な明るさを維持。
  • フレアやゴーストの低減に効果的なナノクリスタルコートを採用。
  • 希望小売価格は199,500円(税抜190,000円)。
  • 発売時期は2013年10月31日予定。

 

現代版のノクトニッコールと噂されていた「AF-S 58mm f/1.4」が正式発表されました。レンズ名に「Noct Nikkor」の文字こそ入っていませんが、ニコン自身が「ノクトニッコールの思想を発展させた」と述べているので、このレンズがノクトニッコールの正式な後継機ということで間違いなさそうです。

現代のニコンの技術の粋を尽くした新型のノクトニッコールが、どのような描写をするのかとても楽しみですね。