パナソニックが低価格コンパクトカメラからの撤退を検討中

朝日新聞に、パナソニックが低価格帯デジカメの外部調達への転換を検討しているという記事が掲載されています。

・パナ、低価格デジカメ撤退検討 商品数減らし改善図る ※元記事は削除されています

  • パナソニックは1日、国内向け低価格帯デジタルカメラを、自社生産から外部調達に切り替える検討を始めたと明らかにした。
  • (同社のデジカメの)販売台数の半分以上を、想定価格3万円以下の低価格品が占めるが、スマートフォンの台頭で競争が激しくなって利益率が低下し、赤字の原因になっていた。
  • 低価格品は両工場(福島・中国アモイ)での生産から、他メーカーからの調達に転換。利益の出るミラーレス一眼など高価格品を強化する方向だ。

 

以前、オリンパスも「デジカメはハイエンドコンパクトとレンズ交換式に注力する」と発表していますが、パナソニックも同じような戦略を取ることになりそうですね。

最近は、カメラはスマートフォンのカメラ機能で十分という人も多いようなので、あまり特徴のない低価格コンパクトはますます厳しくなりそうです。一方で、タフカメラや超高倍率ズームカメラ、ハイエンドカメラなどの特徴のある製品の充実に期待できそうですね。