ソニーα7Rとα7・5D3・D800E・645D・RX1Rとの画質の比較レビューが掲載

Imaging Resource に、ソニーα7Rとライバル各機種との画質の比較記事が掲載されています。

Sony A7R Review

  • 下の画像(※サンプルは元記事を参照してください)は、ソニーα7R、α7、キヤノン5D Mark III、ニコンD800E、ペンタックス645D、ソニーRX1Rの等倍の比較で、これらは、標準設定でベストのクオリティのJEPG撮って出しの画像だ。比較に使用したすべてのカメラに、非常にシャープなリファレンスレンズを使用している。
  • (α7との比較) ISO100ではα7もα7Rもクリーンでディテールは良好だが、α7Rは少しシャキっとしていてディーテールも豊富だ。ISO1600では解像度を除けば互角で、どちらもノイズは抑えられており、ディテールも保持されている。布の細かいディテールはα7Rがより豊富だ。ISO3200でも、まだどちらもディテールが豊富だが、α7Rが若干良好だ。
  • (5D3との比較) ISO100では、5D3もいい仕事をしているが、α7Rは細部のディテールがずっと豊富で、明らかに5D3の影を薄くしている。ISO1600では、3つのサンプル全てでソニーが優っており、シャープでディテールも豊富だ。ISO3200では、高感度ノイズとディテールはどちらも良好で、赤の布ではキヤノンが若干しのぎ、ピンクの布とタイル状の部分ではソニーが若干良好だ。
  • (D800Eとの比較) ISO100ではどちらもディテールは素晴らしいが、タイル状の部分ではソニーが良好だ。布の部分は、どちらが良いか決めるのは難しい。ニコンは若干コントラストが高いが、全体のディテールの量は同等だ。ISO1600では、シャープネスの強さは異なるが、どちらも多くのディテールを維持している。ISO3200では、ニコンはディテールは維持しているがノイズが多い。ISO3200ではソニーの判定勝ちだ。
  • (645Dとの比較) ISO100ではタイル状の部分はα7Rが若干シャキっとしており、赤い布ではペンタックスがクリーンだ。645Dはタイル状の部分に偽色が見られるが、α7Rには見られない。2200ドルのミラーレスカメラと、9000ドルの中判が比較できるのはとても驚きだ。ISO1600ではペンタックスはとても健闘しており、どちらもタイル状の部分は素晴らしいが、赤い布の部分はペンタックスがリードしている。
  • (RX1との比較) ISO100ではどちらもクリーンでディテールはシャキっとしており、互角だ。しかし、赤い布の描写ではα7Rが優っている。ISO1600でも互角だが、タイル状の部分はα7Rが若干シャープだ。ISO3200ではどちらもノイズが少なく、ディテールは豊富で互角だ。

 

テキストだけでは分かりにくいと思いますので、元記事の比較サンプルを参照してみてください。JPEGのサンプルでは、α7Rはシャキっとした切れ味の良い絵作りで、解像感がとても高いという印象です。高感度ノイズもよく抑えられていて、ISO3200でも問題なく使えそうですね。