DxOMarkにニコンD810のセンサースコアが掲載

DxOMark に、ニコンD810のセンサースコアのデータとレビューが掲載されています。

Nikon D810 sensor review: New DxOMark leader

 

    D810         D800         D800E    
Overall Score
(RAWによる
センサーの総合点)
97 95 96
Color Depth
(色の再現域と分離)
25.7 25.3 25.6
Dynamic Range
(ダイナミックレンジ)
14.8 14.4 14.3
Low-Light ISO
(DxOの基準で許容できる
最高のISO感度)
2853 2853 2979

  • D810は総合スコア97の最高水準のスコアを達成している。最低感度では色再現は素晴らしく、そしてダイナミックレンジはすこぶる広く、際立ったスコアだ。高感度のスコアISO2853も素晴らしいが、これは、このカテゴリではいくらか後れを取っている。
  • 旧型と比べると、D810の改良型のセンサーでは、ダイナミックレンジが拡大されている(D800と比べて1/2EV前後)のは明らかだが、高感度は互角だ。
  • このような中期的なアップデートでは大きなブレークスルーを期待するのは難しいかもしれないが、D810はそれでもなお素晴らしい結果だ。風景や建築、インテリアのフォトグラファーは、新しいISO64の常用感度と若干のダイナミックレンジの改善を歓迎するだろう。

 

D810のスコアはD800/D800Eから若干改善され、総合スコアでは全機種中トップとなっています。グラフで測定結果を仔細に見ると、スコアの改善はD810の低感度側の感度の拡張によるもののようで、それ以外のISO範囲では、D810のセンサーはD800/D800Eとほとんど同じ特性のようです。