シャープが4K動画対応の1型1200万画素のCMOSセンサーを発表

シャープが、スチルカメラ用としても使用可能な、4K動画対応の1型1200万画素CMOSイメージセンサーを発表しました。

4K対応1型1200万画素CMOSイメージセンサを開発、発売

  • シャープは、4K動画撮影に対応し、業界最高の感度1420mV/lux-secを実現したデジタルビデオカメラ向け1型1200万画素CMOSイメージセンサ<RJ5DY1BA0LT>を開発、発売。
  • 本イメージセンサは、1型の光学サイズで4K動画撮影に適した3.1μm角の大型画素セルを採用。独自の画素セル技術を活用することで、業界最高感度1420mV/lux-secを実現。
  • 少ない電力でデジタル変換する独自の回路技術を搭載。4K動画を60fpsで撮影する際に、業界トップレベルの低消費電力420mWを実現。発熱を抑制できるため、搭載機器の放熱設計の簡略化に貢献するとともに、熱によるノイズの少ない高画質撮影を可能に。
  • 1200万画素の静止画撮影にも対応し、デジタルスチルカメラ用途としても活用できる。

 

アプティナ、ソニーに続いて、シャープからも1インチのCMOSセンサーが登場しました。60fpsの4K動画に対応する動画向きのセンサーですが、スチルカメラ用としても利用できるということなので、このセンサーを使って高感度に強いスチルカメラを造るのも面白そうですね。このセンサーのダイナミックレンジや色再現、高感度などの性能がどの程度のものなのか、興味深いところです。