ライカカメラAG社主のインタビューが掲載

デジカメWatch に、独ライカカメラAGのアンドレアス・カウフマン氏のインタビューが掲載されています。

【フォトキナ】ライカカメラ社主に聞いた「ライカM60」と今後の構想

  • 今回のフォトキナ2014におけるライカ新製品の中で、「液晶モニターをなくしたデジカメ」という大胆さが話題を呼んでいるのが「ライカM Edition 60」だ。ライカM60は、背面に液晶モニターの代わりにフィルムカメラのそれを連想する感度設定ダイヤルだけを配置した。
  • (M60では)撮影者は感度、シャッタースピード、絞り、フォーカス以外のカメラ操作をできず、パソコンにSDカードを移すまで撮影結果も確認できない。
  • 液晶モニターをなくすアイデアはおよそ2年前からあったという。カメラの主流がデジタルになってから、ユーザーがカメラに目線を落として操作している時間が長いことに気付き、「いっそ取っ払っては」と考えた。
  • アルフレッド・ショプフCEOによると、英語にはChimping(チンピング)という表現があるという。デジタルカメラで撮影しながら、1枚撮ってはモニターで確認し、また撮ってはモニターを確認......というスマートでない様子を指す。一方ライカM60は、試し撮りを確認する液晶モニターすらないので、撮ったらパソコンに取り込んでみるまでわからない。いわば「アンチ・チンピングカメラだ」だと笑う。
  • 「(ライカM60は)控えめなステータスシンボル。使い方を知っていることを自慢するカメラだ」

 

液晶モニタレスのライカM の噂は以前から流れていましたが、本当に製品化されるとは驚きです。モニタが搭載されず、操作可能なのは、ISO感度、シャッタースピード、絞り、フォーカスのみということなので、ハイエンドデジタルカメラとしては、本当にこれ以上はないというほどシンプルなカメラですね。

現像するまで、結果が分からないというのは、確かに銀塩カメラのような楽しさがあるかもしれません。