ソニーが2014年度のカメラ販売計画を上方修正

ロイターに、ソニーのデジカメラカメラの販売に関するニュースが掲載されています。

ソニー、年末商戦でミラーレスを追加投入 一眼レフ陣営を引き離し

  • デジカメ市場は縮小しているが、ソニーは2014年度のカメラ販売計画を上方修正。キヤノン とニコン の「一眼レフ2強」が苦戦する中、一眼レフ並みの解像度を持つミラーレスの追加商品(α7II)の投入で、好調を持続する構え。
  • ソニーの今期のデジカメ販売計画は840万台。コンパクトカメラの機種を絞り込んでいるため前年同期の1150万台から減少するが、10月31日の決算発表では、ミラーレスの貢献により期初計画の800万台から上方修正した。
  • キヤノンとニコンは2年連続でレンズ交換式カメラの販売が減少する見通し。2社とも一眼レフカメラの販売低迷を受けて、直近の決算発表で下方修正に追い込まれたが、ミラーレスがけん引するソニーのレンズ交換式カメラの販売は伸びている。
  • 田中健二ビジネスユニット長は「特に欧州で、一眼レフがすごい勢いで縮んでいるが、ミラーレスの伸びが目立っている」と指摘し、重たい一眼レフよりも、小型軽量のミラーレスに一段の拡大余地があると強調した。業界全体では一眼レフカメラの減少をミラーレスでカバーしきれていないが、ソニーは一眼レフの落ち込みを上回るミラーレスの伸びがあるという。

 

今年はデジカメの販売では暗いニュースが目立ちましたが、ソニーのカメラ販売計画の上方修正は久しぶりによいニュースですね。

海外でもミラーレスが伸び始めて、一眼レフが急速に落ち込んでいるようなので、今後のカメラ業界の勢力地図がどう変化するのか注目したいところです。