ソニーがボディ内手ブレ補正を搭載した「α7 II」を正式発表

ソニーが、ボデイ内手ブレ補正採用のEマウントのミラーレスカメラ「α7 II (ILCE-7M2)」を正式に発表しました。

世界初光学式5軸手ブレ補正機能を内蔵した35mmフルサイズデジタル一眼カメラ 『α7 II』を発売

  • ソニーは、世界初光学式5軸手ブレ補正機能をボディに内蔵した35mmフルサイズセンサー対応のレンズ交換式デジタル一眼カメラα7シリーズ『α7 II』を発売。
  • 望遠撮影など焦点距離が長い時に起こりやすい角度ブレ(①ピッチ/②ヨー)やマクロ撮影時など撮影倍率が大きくなるに従い顕著に現れるシフトブレ(③X軸/④Y軸)、夜景撮影時や 動画撮影時などに目立つ回転ブレ(⑤ロール)などのさまざまなブレを5軸で検出し、静止画・動画撮影時に補正。
  • ブレに合わせて35mmフルサイズセンサーを動かし、ブレを補正。静止画撮影時には、シャッター速度最高4.5段分の補正を実現。
  • また、マウントアダプター『LA-EA4』、『LA-EA3』(別売)を用いてAマウントレンズを使用する際にもボディ内の5軸手ブレ補正が機能。
  • 液晶モニターや有機ELビューファインダーでも、補正された映像をリアルタイムで確認できる。
  • アルゴリズムの進化により、レンズの駆動を最適化。さまざまな使用シーンで従来比30%高速化したAFレスポンスを実現。動体は従来比約1.5倍の追従性能を実現。
  • XAVC Sに対応。フルHD記録時では高ビットレート50Mbpsでの高画質記録が可能。
  • グリップは、大型の望遠レンズを装着時でも、撮影時に安定してホールドできる形状や高さを追求。併せて、より自然にレリーズボタンが押せるように搭載位置を前面に配置し、ボタンの大きさを拡大するなど、手ブレの軽減に配慮した設計を採用。
  • 大口径望遠ズームレンズや動画用の重いレンズなど、さまざまなレンズ使用に配慮したより剛性を高めたマウント構造を採用。
  • 発売日は12月5日、価格はオープン(市場推定価格は税抜き19万円前後)

 

先日噂が流れたα7 II ですが、早くも正式発表になりました。スペックは噂通りで、本当に5軸手ブレ補正が内蔵されているようです。

α7 II はグリップとシャッターボタンの位置が変更されて、ホールディングはかなり改善されそうですね。XAVC S の採用も動画をよく使うユーザーには歓迎されそうです。この他にもAF速度や動体追尾性能、マウント剛性などが改善がされており、全体としてα7からの改善幅は結構大きそうです。