富士フイルムが海外で赤外線撮影用カメラ「X-T1 IR」を正式発表

富士フイルムが、海外でX-T1ベースの赤外線撮影に対応するカメラ「X-T1 IR」を正式に発表しました。

Fujifilm announces X-T1 IR for infrared photography (dpreview)

  • 富士フイルムが、フラッグシップ機の赤外線写真用に特化したバージョンである「X-T1 IR」を発表した。このカメラは、おおよそ380-1000nmのUVから可視光、赤外線を撮影できる。
  • X-T1 IR は、他の部分は標準のX-T1から変更されておらず、16MPのX-Tras II CMOS センサー、頑丈な防塵防滴マグネシウムボディ、大きなEVF、チルト式モニタなどが採用されている。X-T1 IR の発売は10月で、価格は1699.95ドル。

 

以前にペンタックスも美術品の調査・鑑定を目的とした赤外線カメラ「645D IR」を発表していますが、この「X-T1 IR」も同じようなコンセプトの製品のようですね。ただ、ニュースリリースには、「科学・技術的な用途、健康診断、ファインアート、犯罪現場の調査用」と記載されているので、645D IR よりも少し広い用途が想定されているようです。