ニコンD500は動体撮影では理想的なカメラ

Photography Blog に、ニコンのDXフォーマットのフラッグシップモデル「D500」のレビューが掲載されています。

Nikon D500 Review

  • D500はとても大きくしっかりとした造りのカメラで、ボディのクオリティは非常に高い。
  • ファインダーは視野率100%で、とても明るくクリアに見える。アイピースシャッターは、三脚で撮影する際に有用だ。
  • Wi-Fiが搭載されておりスマートフォンとの接続が可能だが、現時点ではアンドロイドでしか使用できない(年内のリリースに向けてiOS用のアプリも開発されている)。
  • バッテリーライフは1240枚でとても素晴らしく、大量の撮影でなければ予備のバッテリーは必要なさそうだ。
  • AFは明るい場所では非常に速いが、暗所では若干の速度低下が見られる。合焦しないのは、極めて暗い場合だけだ。コンティニュアスAFの動体追尾は素晴らしく、スポーツや野生動物などの動体撮影では理想的なカメラだ。
  • 撮影から次の撮影までの待ち時間はほとんど無く、カメラの処理速度は非常に速い。高速連写時のバッファーは、RAW撮影時でも申し分ない。
  • JPEGは、色再現が鮮やかでパンチが効いている。低感度のディテールは見事で、感度をISO12800-51200まで上げてもディテールは良好に解像している。
  • 露出はほとんどシチュエーションで正確で、オートホワイトバランスは人工光でも良好なバランスだ。
  • D500は、登場までとても長い時間待たされたが、待っただけの価値のかるカメラのように思われる。高性能なカメラを探しているハイアマなら、D500が最高のカメラだろう。D500は安価なカメラではないが、多くの異なるタイプの写真家に対応するべく極めて多くの機能を搭載している。画像のクオリティも非常に高い。

 

D500の評価は、コストパフォーマンスを除く全ての項目が5点満点(コストパフォーマンスだけ4点)で、極めて高い評価となっています。

D500は、動体追尾性能や高感度性能が優秀で、大きなウィークポイントも無いようなので、動きモノを撮影したい方でAPS-Cのカメラを探している方には、最有力候補になりそうですね。