ハッセルブラッドが中判ミラーレスカメラ「X1D」を正式発表

ハッセルブラッドが、AFを搭載した小型軽量な中判ミラーレスカメラ「X1D」を正式に発表しました。

Medium-format mirrorless: Hasselblad unveils X1D

  • ハッセルブラッドが本日、50MPのCMOSセンサーを採用した中判ミラーレスカメラX1Dを発表した。このカメラは防塵防滴仕様だ。ISO範囲は100-25600で、1080/30pのHD動画機能が搭載されている。ホットシューはニコンのスピードライトと互換性があり、フラッシュは、シャッターの最高速1/2000秒でシンクロが可能だ。
  • X1Dは新しいレンズマウントを採用し、XCDレンズ群に対応する。レンズは45mm F3.5と90mm F4.5の2本が発表され、これ以外のレンズも近いうちに追って登場する。ハッセルブラッドの現行のHレンズに対応するマウントアダプターも提供される。
  • X1Dには、3インチ92万ドットのタッチパネル式液晶モニタとXGAのEVFが採用されている。また、Wi-FiとGPSが内蔵され、デュアルSDカードスロットが採用されている。X1Dはバッテリー込みで725グラムで、これは標準的な中判カメラの半分の重さだ。
  • X1Dの価格はボディのみが8995ドルで、45mm F3.5とのキットが11290ドル、45mmと90mmの2本のレンズ付きで13985ドルだ。45mm F3.5は単体で2295ドル、90mm F4.5は2695ドルだ。このシステムは7月にデモが行われ、8月に発売される。
  • X1Dのスペック
    - センサーは有効51MP(44x33mm)
    - AFはコントラストAF、トラッキング、顔認識
    - 液晶モニタは3インチ92万ドット固定式
    - EVFは236万ドット
    - シャッターは60秒-1/2000秒(シンクロ1/2000秒)
    - 連写は2.3コマ/秒
    - 動画はフルHD30p
    - デュアルSDカードスロット
    - 大きさ150x98x71mm
    - 重さ725g(バッテリー込み)
    - Wi-Fi、GPS内蔵
    - マイク端子、ヘッドホン端子

 

ハッセルブラッドの中判ミラーレスカメラX1Dは、中判カメラとしては非常に小型軽量で、価格もハッセルブラッド製のカメラとしてはかなり安価という印象です。センサーサイズは44x33mmで、645フルサイズではなくPENTAX645Zとほぼ同じサイズでですね。

X1Dはボディが非常に軽くAFも搭載されているので、35mmのフルサイズ機と同じような感覚で使うことができそうです。

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