・Canon applies to patent double-sided micro lenses
- キヤノンのエンジニアは、撮像センサーに使用する新設計の周辺部の周辺光量落ちと偽色を低減するとマイクロレンズを開発した。
この新設計のレンズは2つの凸レンズを使用しており、上側のレンズは光を集め、下側(センサー側)のレンズは、より効果的に光をフォトダイオードに導く。下側のマイクロレンズは、レンズの凸の部分がセンターからずれている。
このマイクロレンズは、急角度で入ってくる光をより多くフォトダイオードに導くために、センサーの周辺部に配置されている。
キヤノンの新しいデュアルマイクロレンズは、マイクロレンズの光の入り口と出口でこれまで以上に光をコントロールし、センサーのより垂直方向の深い所まで光を導くことを目的としている。
この仕組で、理論的に周辺光量落ちと周辺部の偽色の両方を改善することができるはずだ。
キヤノンの特許のマイクロレンズは、周辺部の画質を改善可能な、とても興味深い技術ですが、マイクロレンズの形状が特殊で複雑な構造なので、製品化が可能な価格で製造できるのかどうがが気になるところです。
この新型マイクロレンズは、テレセン性の低い古いレンズを良く使う人には特に気になる技術かもしれませんね。
京介
これって狙いはソニーのBSIとか湾曲センサーと同じですよね
やり方は素子自体を曲げてしまうソニーとセンサー表面の形状で何とかしようとするキヤノンとで違っていますが、どちらが次世代として普及するのか面白いです
湾曲センサーは専用設計のレンズが必要になりますが、これはどうなんでしょうか……気になります