富士フイルムがX-T2に内部F-log記録の追加を検討中?

Fuji Rumors で、X-T2の動画機能に関する富士フイルムのマネージャーのコメントが紹介されています。

We are considering internal 4K F-Log recording for Fujifilm X-T2

  • 知っての通り、X-T2にはF-log 4K動画が搭載されているが、この機能はHDMI出力でのみ使用可能で、内部記録では使用できない。このことはX-T2を動画のために購入しようと計画している多くのXシステムユーザーを困惑させている。

    富士フイルムのマネージャーがcinema5Dの動画インタビューで、FujiGuys(※富士フイルムの広報担当者です)に続いてF-logの内部記録について次のように述べている。

    「F-Logは初採用だったので、我々は最高の画質が得られる4:2:2非圧縮を採用することに決めた。このことはF-Log記録がHDMI出力経由になることを意味している。カメラ内では圧縮され、より低画質の4:2:0で記録される。これがF-LogをHDMI出力のみにした理由だ。ユーザーの意見を聞いてから、内部F-Log記録について検討してみたい」

 

以前にFujiGuysが、X-T2のF-Logの内部記録について肯定的なコメントをしていましたが、実際にこの件について検討しているようですね。

ファームアップで内部記録が可能になれば、手軽にLogを使ってみたい方には歓迎されそうですが、HDMIでは4:2:2非圧縮で出力できるようなので、本格的な動画用途の場合はレコーダーを使用する方が多数派かもしれませんね。