ソニーは広角のFEレンズを優先して開発する

SonyAlphaRumors で、ソニー開発陣のいくつかのコメントが紹介されています。

Sony interview at Imaging Resource: Says wide angle FE lenses are priority

  • ソニーは、広角のFEレンズを優先すると述べている。Imaging Resource がソニーのナガタヤスユキ氏とコンドウタカシ氏にインタビューを行っている。大部分は100mm F2.8 STFについての話だ。Imaging Resourceは、将来のソニーのレンズ戦略に関するいくつかの情報を聞き出そうと試みているが、あまり多くの情報はない。

    1)新しい広角レンズに関して:「望遠レンズや広角ズームレンズを求めているプロは多いが、現時点では、おそらく、大部分の我々のプロのユーザーは基本的にポートレートを撮影している」

    2)将来のレンズ開発に関して:「将来の製品に関してはコメントできないが、正直に言えば、ソニーの顧客には風景写真家が増えている」

    3)APS-C機のユーザーはより長い焦点距離のレンズを求めている?:「それが、動画用の新しい18-110mm F4のレンズを設定した理由だ」

  • Summa Summarumの情報:ますます多くの風景写真家がソニーの高画素機を使っているため、広角レンズ群は優先順位の上位にある。一方で、APS-CのEマウントカメラは、ズームレンズと動画に最適化されたレンズが必要としている。

 

ソニーのインタビューでは、明確な情報は得られなかったようですが、それでも多少のヒントは得られているようですね。

Eマウント用のポートレートレンズは、85mm F1.4/F1.8や100mm F2.8 STFなど、だいぶ揃ってきたので、次に力を入れるのは風景用の広角レンズでしょうか。最近はあまり音沙汰のないAPS-C用レンズの動向も気になるところですね。