DxOMarkにソニーα9のセンサースコアが掲載

DxOMark に、ソニーα9のセンサースコアとレビューが掲載されています。

Sony a9 sensor review: Game changer? 

 

   α9     α7RII     α7II      α7SII    1DXII      D5    
Overall Score
(センサーの総合点)
92  98 90 85 88 88
Color Depth
(色の再現域と分離)
24.9 26 24.9 23.6 24.1 25.1
Dynamic Range
(ダイナミックレンジ)
13.3 13.9 13.6 13.3 13.5 12.3
Low-Light ISO
(許容できる最高のISO感度)
3517 3434 2449 2993 3207 2434

  • α9のセンサーの総合スコアは92で、これまでテストしたセンサーの中でも屈指の性能だ。
  • 高感度の3517は並外れた性能で、これは、α7S(初代)に続く第2位のスコアだ。
  • ダイナミックレンジは13.3EV、色再現は24.9bitsで、際立った性能とまでは言えないがが、非常に良好だ。
  • α7R II と比較すると、α7R II がダイナミックレンジと色再現で1/2EV優れており、高感度性能は同等だ。同じ画素数のα7 II と比べると、ダイナミックレンジと色再現は同等で、高感度性能はα7 II の方が低いが、非常に近い性能だ。
  • D5と1D X Mark II との比較では、D5が色再現で、1DX II がダイナミックレンジで優っているが、α9は3つの項目の一貫性が高く、高感度性能を含むどのカテゴリでも良好な結果を残している。
  • α9のセンサーは、超高速の読み出しを実現するために、画素数はα7R II よりも減っているが、全体的な画質は際立っている。このセンサーは、ダイナミックレンジと色再現が一貫して良好で、高感度性能は並外れている。

 

α9のセンサーは、1D X Mark II やD5などの高速連写機のセンサーの中ではトップのスコアで、特に高感度性能ではアドバンテージがあるようです。

同じ24MPのα7 II のセンサーとの比較では、α9のセンサーは、読み出し性能を大幅に高めながら同時に高感度性能を大きく改善しているのは素晴らしいですね。