富士フイルムの2018年第1四半期は電子映像事業が大きく売上を伸ばす

富士フイルムが、平成30年3月期(2018年3月期) 第1四半期の決算を発表しています。

平成30年3月期第1四半期 決算短信 (※PDFファイルです)

  • イメージング ソリューション部門の連結売上高は、電子映像事業が大きく売り上げを伸ばし、850億円(前年同期比 9.2%増)となった。 当部門の営業利益は、収益性の改善などにより、126 億円(前年同期比 123.6%増)となった。
  • フォトイメージング事業では、インスタントカメラ"チェキ"シリーズやチェキ用フィルムなど、撮影したその場で写真プリントが楽しめるインスタントフォトシステムの販売が欧米を中心に引き続き好調に推移し売上が増加した。
  • 2017 年 5 月に販売を開始した「instax SQUARE SQ10」は、instaxシリーズで初めてデジタルイメージセンサーと画像処理技術を搭載したことで、画質が大幅に向上すると共に、プリント前の画像編集・加工が可能になった。正方形のフォーマットにプリントできる点も、若い世代から写真愛好家まで幅広い層から支持されている。
  • 光学・電子映像事業の電子映像分野では、2017 年 2 月に発売した大型サイズ(43.8mm×32.9mm)のイメージセンサーを搭載した中判ミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM GFX 50S」、独自の色再現技術で卓越した写真画質を実現した「X シリーズ」の最新モデル「FUJIFILM X-T20」「FUJIFILM X100F」及び交換レンズの販売が好調に推移したことにより、売上が増加した。

 

富士フイルムの映像事業は、instax(チェキ)とデジカメの販売が好調のようで、増収増益となっています。デジカメ事業は苦戦しているメーカーが多い中、富士フイルムはかなり好調ですね。

デジカメの販売では、Xシリーズに加えて、中判のGFXも好調のようなので、今後、GFX用のシステムも充実していきそうですね。