ソニーのデジタルカメラは前年比45万台増で増収・増益

ソニーが、2017年度第1四半期の連結業績を発表しています。

ソニー、第1四半期決算は大幅増収増益 (AV Watch)

  • ソニーは1日、2017年度第1四半期(2017年4月1日~6月30日)の連結業績を発表した。売上高は、前年同期比15.2%増の1兆8,581億円。営業利益は同180,5%増の1,576億円。税引前利益は同161.1%増の1,489億円。純利益は同282.1%増の809億円と、大幅な増収増益となった。
  • デジタルカメラなどイメージング・プロダクツ&ソリューション(IP&S)分野は、売上高が前年同期比27.3増の1,556億円。営業利益は前年同期比209.1%増の232億円。前年同期には熊本地震の影響があったことや、静止画・動画カメラにおいて販売台数の増加、高付加価値モデルへのシフトによる製品ミックスの改善などで増収・増益となった。デジタルカメラの販売台数は125万台で、前年比45万台増。
  • 半導体分野の売上高は、前年同期比41.4%増加し、2,043億円。モバイル機器向けイメージセンサーの販売数量が大幅に増加したことに加え、前年同期には熊本地震の影響による生産の減少があったため、大幅な増収となった。

 

昨年、熊本地震で落ち込んだ影響で前年比の数字がよくなっているとは言え、ソニーのデジタルカメラ関連分野は好調のようで、最近のRXシリーズやEマウント製品への注力は、吉と出ているようですね。ソニー全体も大幅な増収増益ということで、暗い話題の多い映像関連のメーカーの中ではひとり気を吐いているという印象です。