・Sony FE 100-400mm f/4.5-5.6 G Master OSS Review
- 重さは三脚座無しで1395グラムと、かなり重いレンズだが、テスト機のα7R II とのバランスは非常に良好で、扱いにくくはない。
- フォーカスリングはバイワイヤ(モーターによる駆動)で、適切な重さがあり、とても正確に動く。ズームリングは、動きの重さがカスタマイズ可能だ。
- 100mmの解像力は、中央はF4.5(開放)からF16まで際立った値(outstanding)で、隅は開放からF11まで際立った値(outstanding)だ。
- 200mmの解像力は、中央はF5.6(開放)からF16まで際立った値(outstanding)で、隅はF5.6(開放)からF16で素晴らしい値(excellent)だ。
- 300mmの解像力は、中央はF5.6(開放)からF16まで際立った値(outstanding)で、隅はF5.6(開放)では素晴らしい値(excellent)、F8からF11では際立った値(outstanding)だ。
- 400mmでも、とても満足の行く解像力が維持されており、中央はF5.6(開放)からF16で際立った値(outstanding)、隅はF5.6(開放)からF8でとても良好な値(very good)、F11からF16では素晴らしい値(excellent)だ。
- 倍率色収差は、隅ではいくらか見られるが、この種のズームレンズとしては非常に良く補正されており、多くの場合、問題にならないだろう。
- 歪曲は、100mmで+034%、200mmで+1.43%、300mmで+1.47%、400mmで+1.51%の穏やかな糸巻き型で、この種のレンズとしては歪曲は非常に小さい。
- 逆光では、非常に厳しい条件ではフレアがでることがあるが、最も悪いケースでも若干のコントラストの低下が見られるだけだ。逆光耐性は、フードが無くても素晴らしい。
- ボケは非常に滑らかだ。このレンズは高解像力にもかかわらず、うるささが全くなく、ボケは極めて満足の行くものだ。
- 手ブレ補正は、5段分前後の驚くほどの効果があり、400mmで1/8秒で安定してシャープな画像が得られる。
- このレンズは、ソニーEマウントレンズで抜けていた焦点距離を完璧に埋めるレンズだ。価格はこのクラスのレンズとしてはいくらか高めだが、見事な性能のレンズで、エディターズ・チョイス賞を贈る。
- 良い点:際立った解像力、色収差が非常によく補正されている、歪曲が少ない、高速で静かなAF、美しいボケ、バランスに優れたエルゴノミクス、防塵防滴、ズームリングの重さが変えられる、フレアが少ない。
- 悪い点:価格。
解像力は300mmまでは開放から驚くほど高い値で、400mmでは隅が若干落ち込みますが、それでもこのクラスのズームとしては十分以上の値ですね。実写では、シャープで色乗りが良く、ボケもかなり綺麗という印象です。手ブレ補正が強力なので、手持ちメインの方にも使い勝手がよさそうですね。
ms
動物撮影に使っていますが、実際、レビューと同じような感想です。とてもよく写り満足しています。
ujira
GMシリーズはいずれも見事な性能で、Eマウントへの買い替えを後押ししてくれますね。
喜寿
航空機撮影や鉄道撮影で使用してますが、開放からシャープですし、×2のテレコンバーターを使用してもそれなりのAF速度も出ますし、描写力もあるので大満足ですね。
強いて難点をあげるなら値段でしょうね
2石
私も使用しておりますが、
このレンズはAF速度、描写、いずれも素晴らしいですね。
GMレンズは本当に満足出来る良いレンズばかりです
へてろ
ヨドバシでα9に装着してみましたが、他社のプロ機よりAF速度も食いつきもよく感じました。あとは重さと価格ですね…Eマウントの進化を感じられました
素煮
光学性能は優秀ですが、α9でズームしながら選手を撮影すると全くピントが合いません。 また、近距離でのピントの迷いも困ったもので、仕事でスポーツ撮影に使うのはリスクが大きいでしょうね。
個人的に最近はα9とFE100-400しか使ってません...リスクないので。