ミラーレスと一眼レフのシェアが逆転するのは2019年?

Canon News に、ミラーレスが一眼レフを追い越す時期に関するThom Hogan氏の予想と、Canon Newsの考察が掲載されています。

Thom Hogan / sansmirrror - Mirrorless take over from DSLRs in 2019?

  • (写真家の)Thom Hogan氏が、CIPAの統計でミラーレスが一眼レフの販売数量を追い越す時期について興味深い予想をしている。彼は、2019年に市場のシフトが起こると考えており、これは、キヤノンとニコンの双方が新しいミラーレスカメラを発売するためだ。

    私はThom氏の予想は、現実からそれほどかけ離れていないと思う。もし、キヤノンが現在のペースを維持し、ニコンがミラーレスの競争に参戦しないなら、ミラーレスへの移行は緩やかになるだろう。しかし、ニコンは今年、恐らく新しいZマウントの2機種の新しいミラーレスカメラでこの市場に参戦する。

    キヤノンがミラーレスにKissを導入するかもしれないことも興味深く、もし、これが実現すれば、EOS M にRebelシリーズ(※RebelはKissの北米での名称です)が登場するのは時間の問題で、APS-CのEFマウント機は徐々に消え始めるだろう。

    そしてキヤノンは、今年、ミラーレスのラインナップにフルサイズ機を追加する。ニコンも今年2機種のミラーレスを発売し、両者との間にミラーレスの覇権争いが始まるだろう。

 

ニコンとキヤノンが新しいミラーレスシステムを発表すれば、ミラーレスの普及が一気に進むことは間違いなさそうで、両社が今年中に新ミラーレスシステムを投入すれば、実際に2019年に一眼レフとミラーレスのシェアが逆転する可能性もあるかもしれませんね。

また、ここでは言及されていませんが、ミラーレスのシェアは、フルサイズミラーレスで先行しているソニーの動向にも大きく左右されそうです。