キヤノンの第2四半期はEOS Kiss Mが販売の牽引役

キヤノンが2018年12月期 第2四半期の決算を発表しています。

2018年第2四半期 決算説明会(説明要旨) ※PDFファイルです

  • レンズ交換式カメラ市場は、当社を始め、各社の新製品投入による需要喚起もあり、第2四半期に入ってから対前年でのマイナス幅が縮小している。当社の販売台数も、対前年 3%減に留め、138万台で着地した。
  • この第2四半期の当社の牽引役となったのは、ミラーレスの戦略機種である EOS Kiss Mだ。こうした新製品の投入によって、ミラーレスカテゴリーでは、上期に国内シェア1位を達成し、また、海外においても着実にシェアを向上させている。
  • 市場が伸びているハイアマクラスの販促活動を強化するとともに、当社のフルラインアップを一層充実させるために、下期に新製品を投入していく。
  • 当社のコンパクトカメラの販売は、市場の縮小が続く中、対前年 22%減の84万台となった。上期までの進捗が想定を下回って推移していることを受け、年間の見通しは、市場を1,100万台から1,000万台に、当社の販売台数は、340万台から300万台へと引き下げる。

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コンパクトカメラは前年比22%減と相変わらず低調のようですが、レンズ交換式は下げ幅が縮小し、上期のミラーレスのシェア1位を達成しているということなので、特にEOS Mシリーズはなかなか好調のようですね。

「フルラインナップを一層充実させる」ための下期の新製品が何になるのか、気になるところです。