ニコンがZシリーズのプロ向け上位機種の可能性を示唆

マイナビニュースに、ニコンの映像事業開発統括部長のインタビューが掲載されています。

プロ向けモデルも準備中!? ニコンに聞くミラーレス戦略 

  • ニコンの池上氏は「Z(ミラーレス)とD(一眼レフ)の両輪で、それぞれしっかりした製品を作っていくのがニコンの方針」と改めて強調。優れた製品を両シリーズで提供し続けていくことが開発陣のテーマだとして、一眼レフも継続して新製品の開発を続けていく意向を明確に示した。
  • ミラーレス化によりボディを大幅に小型化することは可能だが、光学性能を高めることを目指すとなると、マウントの内径は55mm、フランジバックは16mmという数字がベストという判断になった。
  • αシリーズに対するアドバンテージは、何より光学性能の高さ。交換レンズは、最高の描写性能を実現すべく設計され、解像感や立体感は一眼レフ用を上回る。ボディ側も、Zシリーズのために新しい画像処理エンジンを開発して搭載した。
  • 今後、D5をはじめとする「Dのひとケタモデル」に相当するプロ向けの上位機種が出る可能性は十分にありそうで、池上氏も「ご期待ください」と意味ありげにアピールしていた。
  • 発表会では、サードパーティにZマウントの仕様を公開しないというコメントがあったが、実は、Fマウント用レンズでも同様の対応をしていた。池上氏は、レンズメーカーがリバースエンジニアリングによってZマウント用レンズを独自に開発することを見込んでいるそう。

 

ニコンがD一桁機に相当するZシリーズのプロモデルについて「ご期待ください」と述べているので、将来、Z7よりも上のクラスの機種の登場が期待できそうですね。

ニコンの次期フラッグシップ機がD6になるのか、Zシリーズ(Z9やZ1?)になるのか、あるいはその双方が登場するのか興味深いところです。