キヤノンのフルサイズミラーレス用の「14-21mm F1.4」「12-20mm F2」の特許

Canon News で、キヤノンの超大口径の広角ズームの特許が紹介されています。

Canon Patent Application: Canon RF 14-21 1.4

  • 私は、幻覚だといけないので、この特許(USPTO20180314060)の実施例を2回読み直さなければならなかった。この特許出願は14-21mm F1.55(概ねF1.4だ)のRFレンズに関するものだ。

    - 焦点距離:14.50-21.00
    - F値:1.55-1.55
    - 像高:21.64-21.64
    - バックフォーカス:17.10-21.64

  • 次のようなもっと穏やかな16-32mm F2.8の実施例も記載されているが、私は14-21mmの方が好みだ。

    - 焦点距離:16.00-32.00
    - F値:2.80-2.80
    - 像高:21.64-21.64
    - バックフォーカス:21.35-21.35

  • 14-21mm F1.4に負けず劣らず常識はずれな12-20mm F2の実施例もある。

    - 焦点距離:12.00-20.00
    - F値:2.00-2.00
    - 像高:21.64-21.64
    - バックフォーカス:14.88-14.88

 

14mmスタートのF1.4の超広角ズームは、ものすごいスペックのレンズですね。12mmスタートのF2ズームも驚きのスペックです。

これらのレンズが製品化されるかどうかは分かりませんが、キヤノンは実際にRF28-70mm F2Lを製品化しているので、超大口径の広角ズームも製品化される可能性はあるかもしれませんね。

16-32mm F2.8に関しては、望遠端が少し短い以外は常識的な大三元レンズのスペックなので、製品化されても全く不思議はないと思われます。