DPReviewプロダクトオブザイヤー2018はソニーα7 III

dpreview が今年登場したカメラやレンズなどの製品の中から選んだ「DPReview Awards 2018 」を発表しています。

Our favorite gear, rewarded: DPReview Awards 2018

ベストのズームレンズ

  • 最終候補リスト
    - キヤノン RF28-70mm F2
    - キヤノン RF24-105mm F4
    - タムロン 28-75mm F2.8 Di III RXD
    - タムロン 70-210mm F4 Di VC USD
  • 次点:キヤノン RF28-70mm F2
  • 受賞:タムロン 28-75mm F2.8 Di III RXD
    「光学性能、近接性能、比較的早く静かなAF、満足の行く使い勝手、素晴らしいコストパフォーマンスにとても感銘を受けた。このレンズはα7 III の完璧なパートナーだ」

 

ベストの単焦点レンズ

  • 最終候補リスト
    - キヤノン RF50mm F1.2L USM
    - ソニー FE24mm F1.4 GM
    - ソニー FE400mm F2.8 GM
    - シグマ 56mm F1.4 DC DN
  • 次点:シグマ 56mm F1.4 DC DN
  • 受賞:ソニー FE24mm F1.4 GM
    「開放から画面の隅々まで不思議なほどシャープでボケも滑らかだ。小さいレンズも非常に高性能なレンズも多くあるが、このFE24mm F1.4 GM小さくて高性能なレンズで実に素晴らしい」

 

ベストのコンパクトカメラ

  • 最終候補リスト
    - 富士フイルム XF10
    - ニコン COOLPIX P1000
    - パナソニック LUMIX DC-LX100 II
    - ソニー サイバーショットDSC-RX100 VI
  • 次点:ニコン COOLPIX P1000
  • 受賞:ソニー サイバーショットDSC-RX100 VI
    「旅行用のズームコンパクトと、これまでのRX100シリーズのギャップを埋めるカメラで、望遠側の長いズームを(サイズや性能に)妥協することなく組み込んでいる」

 

ベストのコンシューマー用スチル・ビデオカメラ

  • 最終候補リスト
    - 富士フイルム X-H1
    - 富士フイルム X-T3
    - ニコン Z6
    - ソニー α7 III
  • 次点:ニコン Z6
  • 受賞:富士フイルム X-T3
    「動画とスチルで大幅に進化しており、手ブレ補正は無いものの、4K60p 10bitの動画が可能で、動画ではX-H1より間違いなく高性能だ」

 

ベストのエントリーレベルのレンズ交換式カメラ

  • 最終候補リスト
    - キヤノン EOS M50(EOS Kiss M)
    - 富士フイルム X-T100
    - ニコン D3500
    - オリンパス PEN E-PL9
  • 次点:ニコン D3500
  • 受賞:キヤノン EOS M50(EOS Kiss M)
    「実に使い勝手が良いカメラで、しっかりしたスチル機能と、実用的な動画機能が小型軽量のボディで実現されている」

 

ベストのミッドレンジのレンズ交換式カメラ

  • 最終候補リスト
    - キヤノン EOS R
    - 富士フイルム X-T3
    - ニコン Z6
    - ソニーα7 III
  • 次点:富士フイルム X-T3
  • 受賞:ソニー α7 III
    「手ブレ補正付きのフルサイズセンサー、パワフルなAFシステム、素晴らしい4K動画機能で勝利をおさめた。あまり高価ではなく、何でもできる万能のカメラを探している人に最高のカメラだ」

 

ベストのハイエンドのレンズ交換式カメラ

  • 最終候補リスト
    - 富士フイルム GFX 50R
    - ニコン Z7
    - パナソニック LUMIX DC-GH5S
    - パナソニック LUMIX DC-G9
  • 次点:富士フイルム GFX 50R
  • 受賞:ニコン Z7
    「多くの点でD850のミラーレス版で、豊富なカスタマイズ性、素晴らしいAF性能のパワフルな4K動画、ニコンの伝統的な使い勝手のよさが実現されている。スチルのAFは、まだ改善の余地があるが、ニコンの将来への熱意を伝える強力なカメラだ」

 

DPReviewプロダクトオブザイヤー2018

  • 最終候補リスト
    - 富士フイルム X-T3
    - ニコン Z7
    - ソニー α7 III
    - タムロン 28-75mm F2.8 Di III RXD
  • 次点:富士フイルム X-T3
  • 受賞:ソニーα7 III
    「手頃な価格で、スチルでも動画でも万能に使えるカメラで、おそらく間違いなく、現時点のレンズ交換式フルサイズカメラで最もコストパフォーマンスに優れるカメラだ」

 

DPRがプロダクトオブザイヤー2018に選んだのは、高性能で価格も抑えられているソニーα7 IIIで、これは納得の行く受賞ですね。

また、コンパクトカメラではRX100M6が、単焦点の交換レンズでは、コンパクトさと高画質を両立したFE24mm F1.4 GMが選ばれており、昨年にも増してソニーが存在感を示した年になったという印象です。

ソニー以外では、富士フイルム X-T3が各所で高評価を得ていて、今後のXシリーズの発展につながりそうです。