オリンパスが「OM-D E-M1X」を正式発表

オリンパスが、グリップ一体型のm4/3カメラ「OM-D E-M1X」を正式に発表しました。

Olympus introduces durable, sports-oriented OM-D E-M1X (dpreview)

  • オリンパスが、スポーツ志向の高性能機「OM-D E-M1X」を発表した。E-M1Xには、デュアルTruePic VIIIプロセッサーと「インテリジェント被写体検出」機能の付いた全点クロスの121点ハイブリッドAFシステムが採用され、60コマ/秒(AF連動18コマ/秒)の連写機能が搭載されている。ボディ内手ブレ補正は7段分(12-100mmとの組み合わせでは7.5段分)の効果がある。
  • バッテリーグリップ一体型のボディはマグネシウム合金製で、IPX1の防滴性能をクリアしている。ボディにはヒートパイプが組み込まれ、連写や長時間の動画撮影時にセンサーの温度を低く保つことができる。シャッターの耐久性は40万回。
  • EVFは236万ドットで、モニタは3インチタッチ式。バッテリーはBLH-1が2個で、CIPA規格で870枚の撮影が可能だ。USB-Cによる電源供給と、カメラ内充電もできる。SDカードスロットはデュアルで、どちらもUHS-IIに対応する。GPSとコンパス、気圧計、温度計、加速度センサーを内蔵する。
  • 手持ちハイレゾショットモードと5段分のNDフィルター効果のあるライブND機能が搭載されている。
  • 動画はDCIで24p/237Mbps、UHD 4Kで30p/102Mbpsでクロップはしない。OM-Log400に対応し、外部レコーダーに8-bit 4:2:2で出力が可能だ。
  • E-M1Xの発売は2月で、価格は2999ドル。

 

ここのところ話題の中心になっていたオリンパスのE-M1Xが、ついに正式発表されました。スペックは4Kが30pなのを除けば、先日リークされていた通りで、機能満載のモンスターマシンになっているという印象です。

AIを利用したAFや7.5段分の効果の手ブレなど、実際に使用感はどうなのか、レビューが出てくるのが楽しみですね。

[追記] 国内でもE-M1Xが正式発表されました(プレスリリース)。発売日は2月22日とのことです。国内の店頭価格は、最安値で33万円を少し切る程度のようですね。