キヤノンがカメラ市場の縮小が打撃となり今季業績予想を下方修正

日経新聞に、キヤノンの2019年12月期の業績予想に関するニュースが掲載されています。

キヤノン、今期下方修正、デジカメ市場縮小で打撃

  • キヤノンは2019年12月期の業績予想を下方修正する。本業のもうけを示す連結営業利益は2700億円強と前期に比べて2割減少しそう。スマートフォンの機能向上によるデジタルカメラ市場の縮小や半導体市況の悪化が打撃となる。通期の営業減益は16年12月期以来3期ぶりとなる。
  • キヤノンはデジカメの主戦場である中国市場の販売減が響き、19年1~3月期の売上高が前年同期比1割減の8600億円強となったようだ。営業利益は4割減の400億円強だったとみられる。夏以降は成長が続くミラーレスカメラの新型レンズなどを投入し、巻き返しを狙う。

 

キヤノンは、Kissシリーズが一眼レフ、ミラーレス共に非常に良く売れているようですが、利益はあまり出ていないようですね。

デジカメメーカー各社は、より高価格な製品にシフトして利益を確保しようとしていますが、キヤノンもRFマウント機などのハイエンド製品中心になるのか、今後の戦略が気になるところです。