ニコンはAIなどを活用して新たな映像体験の提供を目指す

日経新聞に、ニコンのディープラーニングソフト関連のベンチャー企業への出資に関する記事が掲載されています。

ニコン、コンピュータービジョンおよびディープラーニングソフトの加レンチ社へ出資

  • 株式会社ニコンは、コンピュータービジョンおよびディープラーニングに関するソフトウェアを手掛けるベンチャー企業、wrnch,Incへ、7.5百万米ドルの出資を実施した。wrnch社は2014年に設立され、ディープラーニングを用いて、コンピュータで人間の動きや活動を把握・分析するツールやSDKを開発・提供しているベンチャー企業。
  • 今後は、ニコンの光学技術およびニコンの子会社であるMark Roberts Motion Control Limitedの自動追尾撮影技術と、wrnch社の姿勢解析技術などを融合することで、主にスポーツ市場における自動撮影ソリューションの強化を図っていく。また、AIなどを活用して、新たな映像体験の提供を目指していく。

 

ディープラーニングは、カメラのAF機能にも活用されているので、今回の投資は、DシリーズやZシリーズのカメラにも何らかの恩恵がありそうですね。「AIを活用した新たな映像体験」が、どのようなものになるのか興味深いところです。