富士フイルムの2019年4~6月期は48%減益でカメラ事業は15%減収

富士フイルムが、2019年4~6月期の決算を発表しています。

富士フイルム48%減益 4~6月最終(日経新聞)

  • 富士フイルムホールディングスが8日発表した2019年4~6月期の連結決算(米国会計基準)は、純利益が前年同期比48%減の146億円だった。本業ではインスタントカメラ「チェキ」のモデルチェンジをテコに下半期にかけて業績改善を目指す。
  • 売上高は5%減の5353億円。「カメラ関連事業」が15%の減収となったことが響いた。ミラーレスカメラも初心者向けの機種の販売が落ち込んだ。
  • 「チェキ」は、撮影と同時に音声を録音して、写真に印刷されるQRコードをスマートフォンで読み取ると再生できる新製品をこのほど発売した。滑り出しは好調で、チェキ全体の販売台数は2期連続の1000万台超えを視野に入れる。

 

富士フイルムは2019年3月期の決算では過去最高益でしたが、4~6月期は一転して減益で、カメラ関連事業も15%減収と芳しくないようですね。

デジタルカメラはエントリーモデルが落ち込んでいるようで、これは他のカメラメーカーと共通の傾向のようですが、富士フイルムはフィルムカメラのチェキが好調なのが救いですね。