・軒下デジカメ情報局(※一部PhotoRumorsのテキストから補完)
- 韓国の販売店に来週くらいに正式発表される「EOS-1D X Mark III」の製品画像とスペックシートが掲載されました。
- サイズ:幅158mm x 高さ167.6mm x 奥行き82.6mm
- 重さ:1440グラム(バッテリーパックとカードを含む)
- ボディはマグネシウム合金製で防塵防滴
- センサーは20.2MPフルサイズCMOS
- AF測距点は191点、クロスタイプ155ポイント、中央デュアルクロス、EV-4~21
- ライブビュー中は525点で画面の横90% x 縦100%(使用レンズにより横80%、縦80%)の範囲をカバー、EV-6~18
- 測光センサーは40万画素RGB+IR 216分割、ライブビュー時は384分割
- EOS iTR(色情報、顔の認識が可能)
- 連写:OVF使用時は機械シャッターで16コマ/秒、ライブビュー中は機械シャッター・電子シャッターで20コマ/秒、いずれもAE・AF追従
- CFExpressの採用でRAWで旧型の5倍以上の枚数の連写が可能
- ファイル形式:JPEG(8bit)、HEIF(10bit)、RAW(14bitキヤノン独自方式)
- 感度:ISO100-102400、H1:204800相当、H2:409600相当、H3:ISO819200相当
- シャッター速度:30秒-1/8000秒、シンクロは1/250秒
- モニタ:210万ドット、固定式、タッチパネル
- ファインダー:0.76倍、視野率100%、アイポイント20mm
- 動画:4K60fps、フルHD 120fps、RAW動画(12bit)、4:2:0 8bit、4:2:2 10bit、 Canon-Log、ステレオ
- 4:2:2 10bitやRAW動画の内部収録
- 端子:3.5mmヘッドホン、3.5mmマイク、N3リモート、イーサーネット、ミニHDMI、PC Sync
- バッテリー:LP-E19 2750mAh
- メモリーカード:CFExpressデュアル
- Wi-Fi、Bluetooth
- GPS内蔵
- AF-ONボタンに組み込まれた全く新しいAF測距点選択用のコントローラーで、素早く測距点を選択可能
- ボタンはバックライト付き
間もなく正式発表されると噂されているEOS-1D X Mark IIIですが、一足早く、詳細スペックが明らかになりました。
一時噂されていたボディ内手ブレ補正は搭載されていないようですが、連写速度やAF性能、動画などカメラの基本的な部分が大幅に進化しているという印象です。特に動画は、4K60fpsや内部収録のRAW動画など、かなりすごいスペックですね。
あと、以前に噂が流れたAF-ONボタンを使った測距点選択用の新型コントローラーも実際に搭載されているようです。
[追記] 軒下デジカメ情報局に、より詳細な情報が掲載されたので、記事を書き直しました。
[追記2] 製品版の画像を追加しました。
Cakon
いよいよ近づいてきましたか。
どうでしょう1DX2と比べ、
そのスペックの差が本当に必要な方って
どれくらいでしょうか?
自身はどうか?
現在1DX2使いですが、実機が欲しくなるのだろうな?と、
感じています。
使ってみたい一台になり得るのでしょうね。
爆発野郎
すごいものが来ましたね。
ひょっとしたら、最後の一眼レフになるのかもしれませんが、この1DX3を基に、ネットワーク機能を強化していけば、しばらくの間は動体撮影を仕事にされる方には、これ以上はない機材となるのでは…?
プロの方なら、使い慣れたOVFでの連写や、今までの機材を機能制限無しで使えることなど、いいとこ取りと言えるのかも。
私はオールドレンズでポチポチやるのが好きなので、買わないですけど。
というか、買えませんけど!
ob
RAW動画記録も、HDMIスルーではなく内部記録できるのでしょうか?
一眼動画での高負荷動画記録は、モニターレコーダー経由か
ケーブル直挿しでSSDやSSDminiに収録していましたが
PCIe Gen3を2レーン使えるCFexpress(typeB)は
動画撮影記録を一変させる気がします。
XQDの頃からPCIeをGen4まで拡張させるつもりだったソニーの先見性が当たっています。
多くのカメラメーカーが採用する統一規格になりそうなので
今後発売されるハイエンドモデルには、遠慮なくCFexpressスロットを載せてほしいです。
N
フラッグシップ機は変に新機能をあれこれ入れるよりも、こういった形で、元から素晴らしい部分を更に煮詰めて強化したような形での進化の方が安心感がありますね。
BIG-O
動体追尾機能が実質的にどの程度向上しているか気になります。
(気になっても買えないと思いますが…)
画素数が据え置きなので高感度性能の向上を狙っていると思いますが、常用ISO感度の範囲はどのぐらいなのでしょうか?
あおよし
画素数据え置きで高感度性能がどれだけ向上してるか?が唯一気になる点です。画素数増えなかったのが残念です。せめて24MPあれば良かった!
ととと
いや、AFにしても連写にしても、こう正統派な進化でこの数字を見せられてしまうと「今の技術でできるフラグシップ」において、キヤノンが頭一つ抜きんでているのが良くわかって。他マウント使いとしても、素直に「スゲエ」と思いますわ。というか、キヤノンが本気出すと、ここまでのものができるんですね……。
たくぞう
動画記録画質RAW(5472×2886)っていうのが非常に気になりますね
赤い自転車
AF-ONボタンを使った測距点選択用の新型コントローラーがどんなものか情報を待っています。測距点の移動速度、耐久性などプロの使用に耐える物でしょうし、期待が大きい。
最近、ソニーα7RⅣで、AF測距点移動用のマルチセレクター中央ボタンにAFON機能を追加出来ること、出来るようになっていることに気づきました。
とても便利な機能追加ですが、それ以上の事をキヤノンでもできるようになりそうで、比べるのを楽しみに思っています。
さくら大根
やはり手振れ補正は内蔵されませんでしたね。
ちょっと期待してたんですが。
しかし、動画機能の強化は良かった!
あとはAFの進化、高感度の進化がどれほどか期待しています。
にゃ
このカメラの場合、本気で使い込んでいる人の多くが複数台の同シリーズを所有していると思われるので、違和感なく一台ずつ交換できるということも、重要なスペックでしょう。
キヤノンのことなので、その辺りはぬかりはない筈
2石
スペックシートを拝見させて頂きましたが、まぁ凄いスペックですね。
5.5k60pのRAW内部記録はひっくり返りました。
まさかC500マーク2に0.4k解像度落としだけの領域までデジイチ動画で攻めてくるとは思ってませんでした。
これはシネマ分野の強台風ですね。
うーやん
PCとの接続は相変わらずMicroUSB端子?
USB-C端子搭載なら外付け外付けM.2 SSDが使えたりとかいろいろ便利なのだが
某人
Canon(1DX3)、Nikon(D6)、Sony(α9II)
三社ともフラグシップは画素数2000万画素台ですね。
プロのニーズとして2000万画素で十分という事なのでしょう。
でもせめて2400万画素は欲しかった、、、
m3ほーん
常用感度102400だとD5と互角、AFポイントの多さ、カバー率の高さは流石。動画もかなりいけそうです。これを考えると有効2000万画素で横ばいでもいいかもしれません。
何せファイルが大きくなりすぎると、PCの負荷が高いです。
5DMk2でも当時のPCでは、取り込みに時間がかかりました。
キタムラでプリントしようとすると、ファイル、CFが壊れた。
2000万画素代なら出先でのプリントもお楽です。
いまだに、D850のプリントには自宅で対応する他ないです。
DX、1.2倍モードでのJpegなら簡単にどこでもプリントできますが、FXだとキタムラは勿論ヨドバシでも読み込み対応する物は、半分以下。
2000~3000万画素が、応用が効きやすいかもしれません。
忍者
鳥撮りマニアの端くれとして、コマ速は大きな魅力の一つ。GPS内蔵も、「どこで」この鳥を撮ったか一目瞭然となり、機能面で大きなアドバンテージとなる。勿論、数字では評価出来ない、可視化が難しいスペックも大切とは言うものの、このスペックはニコン使いとして正直羨ましい。D6の正確なスペックを早く知りたいなあ。フラッグシップ機は色んな分野からの要求に応えなければならないから酷かも知れないが、それがフラッグシップ機と言われる所以なのでしょうね。