富士フイルムの3本の新レンズの画像と簡単なインプレ

DPReview に、富士フイルムがロンドンのイベントで展示した、3本のレンズ(XF50mm F1、GF30mm F3.5、GF80mm F1.7)のモックアップの画像と、サイズ感などの簡単なインプレが掲載されています。

Fujifilm shows off XF 50mm F1.0 lens, teases fastest GF lens yet

  • ロンドンのイベントでは、富士フイルムの3本のレンズについての話もあった。残念ながらプレスリリースやスペックリストは公開されていないが、モックアップの実際の写真からサイズ感やハンドリングが分かるだろう。
  • XF50mm F1は、当初35mm F1だったが、大きさ重さとAF速度を考慮して、50mm F1に変更された。画像を見ての通り、X-T3との組み合わせでは、サイズはまだ大きい。フィルター径は77mm、WR仕様だが、重さは1キロ未満に収まっている。
  • GF30mm F3.5は、フィルター径は58mmと比較的小さく、これまでのどのGFXのボディでも扱いやすいだろう。他のGFレンズと同様にWR仕様だ。
  • GF80mm F1.7は、30mm F3.5よりもかなり大きく、巨大なGFX100との組み合わせでも場違いな感じはしない。このレンズはGFレンズで最も明るいレンズだ。フィルター径は77mmで、もちろんWR仕様だ。
    (画像は上から、XF50mm F1、GF30mm F3.5、GF80mm F1.7)

fuji_50mmf1_mockup_001.jpg

fuji_gf35mmf3.5.jpg

fuji_gf80mmf1.7.jpg

XF50mm F1は大きいことは大きいですが、巨大というほどではなく、X-Tシリーズとの組み合わせでも使い勝手はそれほど悪くなさそうです。より大きなX-H1との組み合わせだとぴったりフィットしそうですね。

GF30mm F3.5は細いですが全長はかなり長く、口径の割りに大きいという印象です。その分、画質には期待したいところですね。逆にGF80mm F1.7は、大口径の割りには思ったよりも小さく感じます(ボディが大きいので相対的に小さく見えるだけかもしれませんが)。