キヤノンの90~120mmのF2.8のマクロレンズの特許

Canon News で、キヤノンの100mm前後の4本のRFマウント用マクロレンズの実施例が紹介されています。

Canon Patent Application: More Canon RF Macro lenses

  • この特許出願(特開2020-064123)では、現在のRFレンズのラインナップに無い(100mm前後の)マクロレンズについて扱っている。RFマウント用の100mmマクロは間違いなく登場する。問題はいつ登場するかということだ。

    以下は、そのマクロレンズの特許出願の100mm前後の一連のレンズの実施例だ。

    100mm F2.8 Macro
    焦点距離:99.70
    F値:2.92
    半画角:12.24
    像高:21.64
    全長(前玉からセンサーまで):164.46
    バックフォーカス:24.74

    110mm F2.8 Macro
    焦点距離:111.55
    F値:2.92
    半画角:10.98
    像高:21.64
    全長(前玉からセンサーまで):170.07
    バックフォーカス:23.35

    90mm F2.8 Macro
    焦点距離:87.55
    F値:2.92
    半画角:13.88
    像高:21.64
    全長(前玉からセンサーまで):142.88
    バックフォーカス:26.49

    120mm F2.8 Macro
    焦点距離:118.66
    F値:2.92
    半画角:10.33
    像高: 21.64
    全長(前玉からセンサーまで):137.11
    バックフォーカス:23.67

canon_patent2020-064123_001.jpg

他にもいくつか望遠マクロの特許が出願されているので、キヤノンはRFの望遠マクロを開発している可能性が高そうですが、実施例のどの焦点距離が選ばれるのか興味深いところです。

これまでのEFレンズでは、このクラスのマクロは3世代全て100mm F2.8だったので、RFでもそのまま100mm F2.8でしょうかね。