2019年のデジタルカメラの世界シェアはキヤノンが45.4%でトップ

日経新聞の「点検世界シェア74品目」の記事に、デジカメの2019年の世界シェアのデータが掲載されています。

点検世界シェア74品目

  • デジタルカメラ上位5社の2019年のシェアは93.7%。販売台数1483万台(-22.4%)

    - キヤノン 45.4%(+2.4)
    - ソニー 20.2%(+0.9)
    - ニコン 18.6%(-1.6)
    - 富士フイルムホールディングス 4.7%(-0.4)
    - パナソニック 4.7%(0.0)

 

最近のミラーレス市場ではソニーが大健闘しているという印象ですが、デジカメ全体の世界シェアでは、まだトップのキヤノンとの差は結構大きいようです。

2位と3位は昨年と順位が入れ替わっていて、ソニーがニコンのシェアを超えてついに2位になりましたね。ニコンは2018年のシェアは-2.7%でしたが、2019年も-1.6%と、最近、シェアを落とし気味なのが気になるところです。

また、2018年は5位がオリンパス(シェア2.8%)でしたが、2019年はオリンパスと入れ替わりでパナソニックが入っているのが目につくところです。

2019年のデジカメ全体の販売台数は、前年比で-22.4%で、2018年は前年比で-22.2%だったので、毎年約20%ずつ市場が小さくなるという傾向は変わっていないようです。