キヤノン「EOS R7」の画質はRAWはEOS 90Dと変わらないがJPEGはより洗練されている

DPReviewの画質比較ツールにキヤノンの新しいAPS-C機「EOS R7」のデータが追加され、簡単なインプレが掲載されています。

Canon EOS R7 added to studio scene

  • キヤノンのミドルレンジのAPS-Cミラーレス機の最新モデル「EOS R7」のスタジオテストシーンを公開した。
  • R7には新開発したという3200万画素センサーが採用されているが、RAW画像を見ると、同じく3200万画素センサーを採用したEOS 90DやEOS M6 Mark II との間に大きな違いは見られない。しかし、EOS R7に搭載された新しいDIGIC Xプロセッサーによって、JPEGの処理はより洗練されているように見える。

canon_EOSR7_comp_w_EOS90D_A6600_X-T4_dpr_raw_001.jpgcanon_EOSR7_comp_w_EOS90D_A6600_X-T4_dpr_jpeg_002.jpg

EOS R7の画質は、RAWではEOS 90DやM6 Mark II と大きな違いはないようで、2400万画素センサーのα6600や2600万画素センサーやX-T4と比べると、ピクセル等倍の比較でも同サイズの比較でも高感度ノイズは少し目立つようです。

JPEGに関してはEOS 90Dは高感度でディテールが失われてかなりソフトになっていますが、EOS R7はディテールが維持されていてずっとシャープで、DPReviewが述べている通りかなりの改善が見られるという印象です。