ソニー「RX1R III」に期待することは?

ThePhoblographerに、ソニーRX1R III に関する意見記事が掲載されています。

IS IT TOO LATE FOR THE SONY RX1R MK III?

  • RX1R IIIの投入はもう遅すぎるだろうか? RX1R II をレビューしてから10年が経過した。ソニーは多くの人に、RX1シリーズに最も近い製品はα7Cであると述べてきた。

    しかし、Kando Trip(プロの写真家やクリエイターを対象にしたソニーの体験イベント)で、ソニーのエンジニアがRX1Rのようなカメラに何を望むのかを私に尋ねてきた。

    - ソニーとツァイスは以前ほど緊密な関係ではないので新しいレンズが必要になる
    - 現在の画像処理エンジンとセンサーに対応するために新しいバッテリーが必要になる
    - 新型カメラには間違いなくα1やα9 IIIと同等の耐候性(防塵防滴のシーリング)が必要
    - ラインナップの他のカメラと一線を画した独自の存在となるものが必要

    ソニーは自社製品同士を競合させ、全ての製品に全ての機能を盛り込むことに熱心だが、RX1シリーズにはレンズ交換式のαに無いものが必要になるだろう。なぜ、α7CではなくRX1を買うのか、それをソニーが理解する必要がある。

    RX1シリーズにはグローバルシャッターは必要ないし、欲しいとも思わない。また、8K動画が1時間撮れる必要もない。ソニーが市場を見て、他にはない独自のものを作る必要があることに気付いてくれることを願っている。

 

Kando Tripでソニーのエンジニアが、「RX1のようなカメラに何を望むのか」を聞いてきたということなので、ソニーが新しいフルサイズコンパクトの製品化を考えている可能性はありそうですね。

RX1シリーズにはα7Cシリーズには無い何かが必要になると述べられていますが、RX1シリーズには飛び道具的な奇抜な機能やα9IIIのような超高性能などは求められていないと思うので、何をウリにするのかは結構難しいところかもしれませんね。