ニコンが250億円を投じて国内のカメラレンズ工場を刷新

日経新聞に、ニコンが栃木県にあるカメラ用のレンズ工場を刷新するというニュースが掲載されています。

ニコン、カメラレンズ工場刷新 250億円投じ高級品集中
(※有料記事なので、以下、無償公開されている部分のみ引用します)

  • ニコンは日本のカメラ用レンズの工場を刷新する。栃木県の拠点で十数カ所に分かれていた製造棟を新設する2棟に集める。カメラの交換レンズ販売本数はピーク時の10分の1程度に縮んでいる。国内は高級レンズに集中し、生産品目を柔軟に替えられるようにして需要の変動に強い工場にする。

    デジタル一眼カメラの交換レンズを生産する子会社、栃木ニコンの工場に2028年3月期中に2つの新製造棟を設ける。

 

ニコンは国内のレンズの生産体制を刷新するようですね。ニコンは福島や山形の工場を閉鎖して国内でのレンズ生産を縮小してきましたが、栃木の工場に従来よりも広いスペースで精密加工設備を備えた製造棟を新設するということなので、再び国内でのレンズ生産に力を入れていくようです。生産体制の刷新で、Zレンズの供給不足の改善を期待したいところですね。