DigitalCameraWorldに、2024年の米国でのキヤノンのカメラ販売に関する情報が掲載されています。
・Canon EOS R6 was the number one best-selling full-frame camera in USA in 2024
- キヤノンEOS R6は、2024年に米国で最も売れたフルサイズカメラだった。小売業界の調査会社Circanaのデータによれば、キヤノンはレンズ交換式カメラ、ミラーレスカメラ、フルサイズミラーレスカメラ、フルサイズカメラ、レンズ、ミラーレス用レンズの各カテゴリーでトップの座を獲得した。
キヤノンは当初、ミラーレス市場への参入でやや遅れを取っていたものの、フラッグシップモデルのEOS R1やプロ向けのEOS R5 Mark II、高品質な単焦点レンズなど、革新的な製品の継続的な開発によって大きな進展を遂げたことは明らかだ。
キヤノンのビジネス企画・戦略担当副社長のカトウヒロト氏は「我々は顧客の期待を超えることを目指している。努力、品質の高い製品、そして革新を最前線に据えることで、米国における業界でナンバーワンの地位を達成した」と述べている。また、キヤノンは2024年に米国で特許を最も多く出願した日本企業であり、この記録は過去20年間続いている。
米国で一番売れているフルサイズ機が現行のEOS R6 Mark IIではなく、旧型のEOS R6というのが面白いところですが、米国ではEOS R6が安価で販売されていたのでしょうかね。この調査ではキヤノンは多くのカテゴリで販売トップになっており、また自らも「米国ナンバーワン」と述べていて、米国市場では非常に強いようです。
BCNの年間ランキングではキヤノンのミラーレスの販売はソニーに次ぐ2位で、交換レンズはトップ3にも入っていなかったので、日本と米国ではカメラ市場の状況は結構異なっているようですね。
KISS Rを待ちながら
インスタのアメリカ人アカウントを見ていると、一眼レフEOSや初代R含めキヤノン使いの方が多い印象です
もしかするとフィルムEOSからの移行組が多いのかもしれませんね
隼人
驚きです、というのはキヤノンはRPが現行品であり更にディスコンまで含めるならEOS Rもあるわけで
数量ベースでそれらを差し置いてディスコンのR6が最も売れたとなると
つまりアメリカのマーケットでは2000ドルもするカメラが最も売れ筋だ(安価なフルサイズはR6より数が出ない)ということになります。
単に安いだけのカメラでは北米ユーザーは選ばなくなっているということです。
この北米市場が業界としても巨大なマーケットなのですから、そりゃあメーカーは高級なフルサイズに注力しますよね。
アロー
キヤノンUSAの公式発表には、2024年アメリカで最も売れたフルサイズはR6 Mark Ⅱと書いてあります。
ですのでそちらが正しいのでは?
2022年に生産終了したR6が昨年一番なのは、おかしいですし。
学校カメラマンT
マーク2の発売直前に、市場価格が暴落した中古良品買いました。学校写真撮影のメイン機。今でも暗所性能や動体追従性能は、必要十分。安心して使える名機だと思っています。