RAWでの比較ではD3Xより5D Mark II のほうがパンチの効いた画像

CAMERA RABSにニコンD3XとEOS 5D Mark II のRAWでの比較レビューが掲載されています。

20th July 2009: Nikon D3x vs Canon EOS 5D Mark II - RAW test report

  • 実写でのテストでは、一見したところD3XのRAWから処理した画像は、5D Mark II よりもかなりソフトな描写にみえる。5D Mark II のほうがよりカリカリっとしていてシャープ。これはレンズのためかと思い、同じ50mmレンズでも比べてみたが、それでもキヤノンのほうがパンチの効いた画像
  • この結果は、一部はセンサーやローパスの特性によるものだが、大部分は、画像処理エンジンや現像ソフトのデフォルトのセッティングによるもの
  • スタジオでの解像力テストの結果は、D3Xは水平・垂直それぞれ3350、3250lpphで、非常に高い値。JPEGでさえ水平・垂直3200lpphで、これはこれまでテストしたカメラの中で最高の値。5D Mark II は非常にシャープで細部まで解像しているが、解像力は3050と3000lpph
  • 5D Mark II は低感度ではシャープネスが強いが、高感度ではノイズリダクションを強く効かせソフトな描写になる。D3Xはプロ用機らしく、低感度でもあまりシャープネスを強くせず、高感度でもノイズリダクションをかけすぎない
  • D3Xも5D Mark II も見事な結果だが、プロ用機のボディの作りや操作性が必要なく、価格の割りにベストな画像を望むのなら、5D Mark II は魅力的だ

 

JPEG撮って出し同士の比較だと、5D Mark II は比較的ソフトな描写でD3Xのほうが解像感が高くシャープというイメージがありましたが、この記事のようにRAW同士での比較だと、5D Mark II も解像感が高く素晴らしい画質で、ぱっと見、D3Xより綺麗に見えますね。

ただ、D3Xのほうは記事にもある通り、デフォルトでは素材性重視でシャープネスを高くしないように設定されているようなので、手を加えれば、一段と見栄えのする画質になる可能性が高いと思います。

2009年7月21日 | コメント(5)

コメント(5)

以前CPSの会報で、kissから1DSまでのシャープネス・コントラストの初期設定の解説がされた事がありました。これは明らかにアマチュアの方が1D系を買われた際に「眠い・色がはっきりしない」というクレームが大量に入った事への対応でした。

記事に書かれているように、そしてやっと最近知られて来たように
プロ機は素材性重視でトーンを残すように、初期設定では後処理前提で眠い画を吐き出します。それに対して家庭用機はデフォでピカピカ・カチカチの画を出すように設定されています。

設定をいじれば双方ある程度カメラ内で好みの画質を作れるのはもちろんです。これ結構楽しめます。でも基本高価な高級機は後処理前提です。

キャノンのピクチャースタイルはそのあたりを意識して開発されたモノかもしれませんね。プロでもjpg.撮って出しで後処理出来ない・しない仕事も多々ありますから。

キャノンの画質は好みで、いいなぁと思いますが、最近は欲しい!という機種がないので、選択肢に入らないです汗
D300の対抗馬に期待しつつ、応援しています。
RAWだとD3Xがソフト、JPEGだと5DMark2がソフトということで、エンジンの調整如何によって色々変わるものですね。
キャノンとニコンはお互いいいライバルとなって、よりいい機種の開発と発展を望みます。

コメントありがとうございます。
 
>さささん
確かに、プロ用機と一般向けの機種を比べると絵作りの方向性が違ってますね。それを知らないで買ったユーザーは、プロ用機の撮って出しの画像を見たら、最初はびっくりするかもしれませんね。でも、それで大量のクレームが入ったとは知りませんでした(^^;
 
>soulさん
キヤノンにもD300クラスの中級機が出ればいいですよね。私も期待しています。キヤノンの絵作りはDIGIC4になってからJPEGだと明らかにソフト傾向のようです。RAWだと記事にあるとおりカリカリになるようですが。

5D2のスタジオレゾリューションでは、
構造化ノイズが結果を下げてますね。
画素補完処理の誤認識で現れるノイズですが、
D3xのほうは出ていませんので結果が良いです。
ですが、D3xに関しては主に天文分野から、
偽色の発生や微光星が消えるなどのデメリットも上がってます。
どちらかと言うと、キヤノンがノイズを取りきれてなくて、
ニコンはノイズを潰しすぎている結果かなと思います。
(どちらも高度に巧妙になっていますが)

キャノンが先行してきたオンチップノイズリダクション技術に、
抵触しないように開発して、D3で追いついたニコンのNR技術。
人の作るものだから完璧はないだろうけど、
これからの発展が楽しみですね。ソニーもがんばれヽ( ´¬`)ノ

ふゆっき。さん
コメントありがとうございます。
 
最近のニコン機が天文に向かないという話はよく聞きますね。1D Mark IIIとD3では写る星の数が全然違うとか・・・
一昔前はキヤノンが"塗り絵"などと言われていたのですが、最近ではニコンのほうもノイズリダクションを強くしてきて、だいぶ状況が変わってきているようですね。あと、ソニーは高感度の処理は、ニコン・キヤノンに比べるとまだちょっと弱いようですね。


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このページは、2009年7月21日 に公開されたブログ記事です。

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