オリンパスは2年以内に完全にミラーレスシステムに移行する?

Amateur Photographerにオリンパスのプロダクトマネージャーへのインタビューが掲載されています。

Olympus E system mirrorless in two years. Probably.

  • オリンパスアメリカのデジタル一眼のプロダクトマネージャーであるRichard S. Pelkowski氏は、Amateur Photographer(※イギリスの写真雑誌です)の独占インタビューに応えて次のように発言している
     
    • マイクロフォーサーズはすでに従来のデジタル一眼レフの方式を超えているので、従来のフォーサーズに搭載されているミラーやスクリーン、プリズムなどを維持する理由がないように思える
    • 24ヶ月以内にEシステムはミラーボックスを持たないシステムになると思う
    • 伝統的なシャッターも同様に除去され、20コマ/秒の高速連射を可能とする完全な電気的なシャッターが発表される
    • PENシリーズのAFは近日中に従来のEシステムと同様の速さになるだろう。ミラーの無いシステムで、良好なAF性能を実現することは可能だと思う
    • フォーサーズシステムは存在しつづける。我々は多くのフォーサーズシステムのレンズ群を持っている。これらを無くしてしまうことはない。しかし、これらのレンズはより小さくより軽い現代的なボディで使われることになるだろう
    • コンシューマーレベルのカメラでは、画素数は1400万画素あれば十分で1800万画素またはそれ以上は必要ない

 

オリンパスはこれまで「従来のフォーサーズも並行して開発していく」と発言してきましたが、ここに来て、完全にマイクロフォーサーズに移行する決断をしたということでしょうか。

しかも2年以内という具体的な期間まで出てきているので、オリンパス社内では既にマイクロフォーサーズに大きく舵を切っていると考えてもいいかもしれませんね。近日中の発表が噂されているE-3後継機(E-30後継機?)はどうなるのか気になるところです。