キヤノンは年間約10本の新規EFレンズを発売していく予定

デジカメWatchに、キヤノンの真栄田雅也常務へのインタビューが掲載されています。

【フォトキナ】EFマウントの強化でユーザーに応えるキヤノン

  • ミラーレス機はニーズに対応するためのひとつの方法。ミラーレス化の可能性もあるとの前提で、技術開発は行っている。ミラーレス機は、総合的なパフォーマンスがクリアできれば商品化を考える
  • キヤノンはEFレンズの大幅拡充を開始している。古いレンズのリニューアルと共に、新しい提案のレンズも発売する。両方合わせて年間約10本の新規EFレンズを発売していく予定。単焦点のリニューアルも行う
  • コントラストAFに関しては、研究開発が進んでいる。コントラストAFの改善は、答えがすぐ目の前に見えてきている状況なので、技術的な目処がついた段階で、新規開発、あるいはリニューアルするレンズに盛り込む
  • (一眼レフとコンパクトカメラの間に入る)ブリッジカメラは、将来必ず投入する
  • 新しい交換レンズシステムを構築する計画はない。当面はEFマウントの強化によってユーザーに応える

 

EFレンズの大幅拡充で年間10本の交換レンズを発売する予定とのことなので、EFレンズの開発ペースの大幅アップに期待してもよさそうですね。ただ、そう遠くないうちに高速コントラストAF対応レンズ(?)が登場するらしいので、現行のレンズがファームアップなどでこれに対応できるのかどうかが気になるところです。

あと、ミラーレス機に関しては近日中の発売は無さそうな雰囲気ですが、いずれは登場しそうですね。「新しい交換レンズシステムを構築する計画はない」ということなので、EFレンズをそのまま使ったミラーレスシステムになるんでしょうか。