新ファームを導入したNEXは生まれ変わったような操作性

THE LUMINOUS LANDSCAPEにソニーNEX-5の新しいファームウェアのレビューが掲載されています。

Sony Updates the NEX Firmware

  • 新しいファームはどうなのか? 一言で言えば、実に良い。一度、ファームウェアをアップデートしたNEXを数分間使ったら、すぐにこのカメラは生まれ変わったということがわかるだろう。
  • NEXのユーザーはご存知だと思うが、カメラにA、B、Cの三つのボタンがある。新しいファームウェアではBボタンとCボタンにユーザーが機能を割り当てることができる。私はBボタンに撮影モード、そしてCボタンにISO感度、露出モード、そしてホワイトバンスを割り当てた。もはや、メニューの深い階層から基本的な設定を探し出す必要なない。
  • この(カスタム)機能はPASMモードでしか機能せずパーフェクトなものではない。また、スイープパノラマやブレ軽減などの特殊モードに切り替えると従来の操作に戻ってしまう。これらのモードは全自動で使うためのものだからのようだが、少々困惑してしまう。
  • 新ファームでは動画の絞り値が設定できるようになっているが、録画中の変更はできず、あらかじめ絞りを変更しておく必要がある。シャッターやISOはカメラ任せだ。ソニーにはシャッターやISOも同様に設定できるようにして欲しい。
  • SAMやSSMレンズでのAFが可能になった。6本のレンズを試したが、AFスピードは2秒~4秒程度かかる。素晴らしい機能だが、頻繁に使いたいと思うものではなく、また、動体には全く使えない。

 

NEXの新ファームは操作性を相当に改善してくれるようで、設定の変更をストレスなく行えるようになるようです。記事にも「生まれ変わった」という表現がありますが、ボタン操作で主要な設定が簡単に変更できるとなると、ファームアップ前のNEXとはほとんど別物に近い操作性と言っていいかもしれませんね。

それから、Aマウントレンズを装着した場合はAFはかなり遅くなるようですが、これは、コントラストAFに最適化されたレンズ群ではないので仕方がないところかもしれませんね。