オリンパスE-5のDxO Markのスコアが掲載

DxO Markに、オリンパスE-5のセンサーベンチマークの結果が掲載されています。

Olympus E5 

 

 E-5   E-3   E-P2   E-PL1   GF1   GH2 
Overall Score
(RAWによる
画質の総合点)
56  56 56 54 53 60
Color Depth
(色の再現域と分離)
21.6 21.6 21.5 21.5 21.2 21.2
Dynamic Range
(ダイナミックレンジ)
10.5 10.5 10.4 10.1 10.3 11.3
Low-Light ISO
(DxOの基準で許容できる
最高のISO感度)
519 571 505 487 498 655

 

比較のため旧機種のE-3と、主要なマイクロフォーサーズ機の結果を一覧にしてみました。E-5のDxO Markの値は、パナソニックの1200万画素センサーを採用しているE-P2やE-PL1、GF1とほとんど同じ値で、センサー自体はこれらの機種と全く同じものを採用していると見てよさそうです。E-5の画質の良さは、やはり薄いローパスや優秀な画像処理から来ているようですね。

2010年12月 4日 | コメント(14)

コメント(14)

ついに、恐れていた数字が上がってきましたね。
まぁ、想像通りですね、ちょっとでも嬉しい誤算に期待していたのですが。

まとめていただいた表で思ったのですが、ISOの評価基準には、個体差やなにかシビアな条件があるのでしょうか。
E-5の高感度耐性は、E-PL1と同程度と感じています。そして、それは、E-P2よりも1段上だと感じてもいます。

http://dslr-check.at.webry.info/201010/article_1.html
の受け売りですが、
ローパスが弱いので、画像処理でシャープネスを強くかける必要がない分、高感度ノイズが目立たない、ということだと理解しています。
E-PL1もローパスが弱いですし。
DxO MarkではRAWファイルに基づいて算出していて、特にシャープネスをかけることなどを考慮していないのでしょう。
E-5とE-P2で同じ感度、同じシャープネスで現像するとノイズの目立ち具合もほぼ同じ、そしてローパスの差でE-5の方がシャープなのではないでしょうか?で、E-P2でも同じくらいシャープに見えるようにシャープネスをかけると、同じ感度のE-5よりノイズが増える、と。

撮像素子の画素ピッチの数値がほど近いEOS7Dに、DxO Markのセンサーベンチマークのどの項目もことごとく水をあけられています。(http://digicame-info.com/2010/11/k-5dxo-mark.html)
別の角度から見れば、オリンパスだってそこまでは到達できると言うこと。
オリンパス、応援しています。

数値なんて別にどうでも・・・
と思うんだけど、
技術の進歩のために必要なんでしょうね。

感と経験からくる技術は継承も難しく、進歩し辛い側面があり、それを数値化して製品を平準化していく。
更に他機と比較して欠点をみつけ改良していくことで、近年の(世界的)技術進歩速度が上がっていますね。

E-5がローパスを弱くして高画質を得たこと、そして来年にはシグマからSD1が出ることが刺激になって、ハイアマチュア用のカメラはローパスをごく弱くすることが流行りそうな気がします。
実際のところ、皆が恐れるモワレはそう出るものではないし、出ればソフト処理で始末すればいいのだから、ユーザー側もローパスを弱くすることに同意するように思います。

このベンチだと
E-5の売りである光学フィルターの改良と画像処理エンジンで実現しているファインディテール処理が全く反映されないからしょうがないでしょうね。

まあ、予想どおりの数字です。

そういう意味では、「解像感」と言う項目があれば、E-5やライカ等は、かなり良い成績を出せるかもしれませんね。

少し前の、レンズと画素数と分解能のバランスのとれたカメラとかだと、画素数が少なくてもミョーにトリミング耐性があったりしますし、FTフォーマットは、解像感がトレンドになって欲しいと思います。

E-30と同じセンサーであることはオリンパス自身が明かしていたことなので、当然といえば当然の評価結果ですね。違っていたらむしろ驚きます。

本来であればDxO Markのセンサーベンチマークは、カメラを軸とするのではなくセンサー種別を軸にして評価するのが正しいのでしょうね。メーカーによっては採用センサーを明らかにしないケースも考えるので、難しいのかもしれませんが・・・。

フィルム時代はレンズが、重要な要素でした。
デジタル時代になって、さらにセンサーが重要な要素になりました。

が、ここに来て後処理のウェイトが大きくなっているような気がします。

画像処理や各種補正、HDR、アートフィルターまで含めて後処理と言うのであれば、果たしてベンチマークで比較など出来るのか? と思います。

少なくともE-5は、センサーのベンチマークのみで価値が計れるようなカメラではないと思います。

つまり、センサー性能だけでは画質の善し悪しを語る事が出来ない、という事が証明された格好になるわけですね。

確かに後処理は重要でしょう。
しかし、後処理はあくまで後処理であり、センサーが捉えることのできなかった情報を引き出せるわけではありません。
*それをやったらただのオートレタッチ
後処理はセンサーの情報をいかに劣化させないか(Max100%)となるので、最終的に出てくる数値は元センサーの最大値以上とはなり得ません。

むろんカメラとしての総合性能は画質だけで決まるものではありませんが、少なくとも画質に関してはセンサーの性能が支配的になるのは今後も普遍でしょう。

 画質を決定付ける要素は、
・LPF含む光学系
・画像センサー
・いわゆる画像エンジン
の3点では無いでしょうか。

 いかな高性能画像素子を積もうとも、レンズが付いていけなければ無意味ですし、どれだけ素晴らしいレンズを付けても、センサーが読めなくては宝の持ち腐れと言えます。

 そして、高性能センサーに高性能レンズを組み合わせても、LPFの副作用が強ければ、その双方の実力を発揮させません。しかし、LPFレスにすればモアレ補正を行う必要がある場合が生じ、あらゆる補正は、画質の劣化につながります。

 単純に高性能センサーと言えば、高画素数でも画素ピッチに余裕が持てるフルサイズあるいは中判となります。それに、画質に妥協しないレンズをとなると、やはり重量級のものになってしまい、取り回しに難が出てしまいます。それを回避すれば、やはりイメージサークルの小さいフォーマットを選択することになり、センサーの性能が苦しくならざるを得なくなり、それを補うためには、画像エンジンの性能に頼るほかありません。加えて、LPFがつぶしてしまった情報を掘り起こせるのは画像エンジンであり、LPFレスによる弊害を取り除けるのも画像エンジンだけです。

 これら3つの要素は、どれか1つの性能が不十分でも、システム全体の評価を下げてしまいます。また、どれか1つの要素が突き抜けて優秀でも、その優秀さは完全には発揮されない事でしょう。つまり、システムとしてのカメラは、足し算の結果で性能を発揮するのではなく、3つの要素が足を引っ張り合う引き算の結果が出ているのだと考えます。

もともとE-30と同じセンサーと公式に言っていたので、E-5の高感度画質の向上は画像エンジンによるものだという裏づけにもつながる結果には納得もあり、寂しくもあります。
画像処理がうまくなったのはよいことですが、やはり素性が少しでも2年前から進化してれば・・と思うともう少しハードウェア面での最重要キーデバイスであるセンサーからリファインしてもらいたかったと言うのが本音です。値段も値段ですし。

以前から高感度をという声があったはずなので、その改善の優先を上位に据えたのはよいことですが、ソフトウェアのみのアプローチとなると、純正現像環境でしかそれを享受できないということです。逆に言えば、E-3から汎用RAW現像ソフトを使う人にとっては実質せいぜい半段もないくらいの改善に留まったくらいなのではないかと思います。

DxOのベンチはカメラの画質のファクターのうちの一部でしかないという意見は至極もっともだと思いますが、されど無視できない大きな要素でもあり、ベンチの意義はあると思います。
(ただ、さもそれをカメラの格付けのように扱う風潮はどうにかならんかとも思いますが・・。)


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このページは、2010年12月 4日 に公開されたブログ記事です。

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