ソニーが光導波路を使ってセンサーの高感度性能を改善する特許を出願中

エンジニアの嗜みで、ソニーのイメージセンサーの高感度性能を改善するための特許が紹介されています。

・Sony 光導波路を撮像素子に採用することで高感度性能を強化した特許(※引用元サイトは閉鎖されています)

  • ソニーがイメージセンサーの高感度性能を改良した技術に関する特許を出願中。光導波路(ひかりどうはろ)構造を画素に組み込み、光をフォトダイオードへ確実に受光させることで実現。
  • 裏面照射型のイメージャーは、混色が発生して解像度が大幅に低下してしまう現象が顕著らしい。Sonyの今回のパテントであれば混色の可能性は低い筈。
  • 光導波路構造を使ったからといって(光がフォトダイオードに到達する)効率が100%になるわけではないが、現状より飛躍的に向上することは間違いない。Sonyの特許は、感度を改善するだけでなく、画質低下の問題をも軽減してしまう、夢のような技術。

 

先日のセンサー上でダイナミックレンジを拡大する特許も興味深い内容でしたが、この記事にある光導波路構造を使って高感度性能をアップさせる技術もとても興味深いものですね。高感度性能の向上だけなく、裏面照射型センサーの画質が改善されるかもしれないという点にも注目したいところです。

数年後には、これらの技術を使ったセンサーが製品化されて、デジカメの高感度性能やダイナミックレンジが飛躍的に進歩しているかもしれませんね。

2011年3月 3日 | コメント(22)

コメント(22)

高感度性能向上のプラスだけでなく、
マイナスの部分である裏面の欠点まで補えるとなるとついに一眼に搭載するんでしょうかね。

私なんかには、もはや理解出来ないSF領域です。
SONYのエスパー研究所は閉鎖されたんじゃないでしたっけw

裏面照射CMOSに限らず低感度域にしわ寄せがこない方法であれば高感度画質の向上は歓迎したいですね
S/Nが向上していけば結果的に低感度の暗部ノイズなども改善しますから
通常撮影だけでなく例えば低感度でアンダーに撮影して暗部を持ち上げることで高輝度側のダイナミックレンジを稼ぐ際でもノイズ浮きを抑えらることになり
高感度で実用的な画質を保って高速なSSを得られる意外にも恩恵を期待できますし
まぁダイナミックレンジに関しては素直に現状でもHDR合成等で十分対応はできますけど・・・

業界ではよく知られた技術のはずですよ・・。別の会社ではすでに採用されているようです。
http://www.aptina.com/products/technology/aptina_a-pix.jsp

これは、、、、もう軍事技術の感が。

革新的なセンサーの話題はこのところソニーばかりですね。天才的な人物が入社していたのでしょうか。この調子であと1、2年続くとセンサーの製造から撤退するメーカーも出てくるのではないでしょうか。競争するから進歩があると思うのですが。

まあ、なんていうか、素直に期待しておとなしく待ってればいいんでしょうか。もうなんかすごすぎて…。

ソニーの人たちがこの掲示板見てて、我々がいろんなネガ部分に対して論争しているのを見て「素人は浅はかだなあ。ちゃんと対策はできてるんだよ。」なんて笑ってたらヤだなあ(笑)。

ようは光ファイバーを半導体プロセスでフォトダイオードのまえに形成すると言うことでしょうか?

携帯電話ではすでに使われている技術のようですね。
(Aptina社のWeb)

Samsungもカメラセンサーにつかっているようです

SONYが作ったらどんな性能になるのでしょうか?

レーザー発振器を思い出しました
レーザー発振ではいかに高いエネルギー密度を実現させるかが重要なので
光を効率的にミクロン単位の領域に集められる光導波路はホットな話題です

テクノロジーに関しては「魔法のような」とか「夢のような」革新というのは
なかなか無くて、無数に開いている穴を地道に塞いでゆくと、ようやく性能が
少し上がる、というのがほとんどです。
この特許も穴を塞ぐ方法の一つで、これでセンサーの劇的性能向上を期待する
のは早計かもしれません。(そういえば裏面照射も「革新的」技術でしたっけ)

特別な発想ではないのですが、大きさとコストの問題を解決できる見込みが立っての特許取得だと思うので、確実に堀を潰してきてますね。

ブレイクスルーというのは「ある朝突然に」なんてあり得ないし、確立してから真似ればいいなどという呑気な話でもないですから。

こういう低感度の改善は嬉しいですね。
ノイズリダクションによる高感度ばかりのPRには辟易してましたので。

しかし、やはり裏面は混色とかで低感度では表面に劣りますね。
現状は。

フィルムの時の特性を活かした撮影方法を復活出来るようなセンサーが出来ると良いですね。

このような撮像素子が実用になるとカメラの絵作りは画像エンジン、処理プログラムと一体になって開発されるのでしょう。

そういう意味では全て自社で賄えるSONYは俄然カメラ開発に有利になりそうです。

なんか裏面照射CMOSの話が出た時も
これで高感度競争に終止符が、なんて話題で
盛り上がっていたことを思い出します。
SONYはユーザーが喜びそうなツボを
しっかり押さえてますね。

光導波路に関するパナの特許。特開2010-287636。
どのメーカーも似たようなことをやっています。

この光導波路技術ですが、マイクロレンズで集め
た光を効率良くPDに届けられるのであれば、現
状の表面でも有効で、わざわざ裏面にする必要性
も無いのではと考えてしまうのですが。

1画素あたりが小面積の撮像素子ではフォトダイオードの実面積も関係します。
撮像素子も汎用デジタルカメラだけが目的で開発されているわけではないので。

sonyはセンサーが凄いですね。sonyがセンサーを作ればその後ニコン・ペンタもそれを使い、画質が底上げされるのが嬉しいです。

> シーカーサー さん
裏面照射タイプの方が回路設計の自由度が大きいためだと思います.
数日前に話題になったダイナミックレンジ拡張回路は配線が増えますし,ソニーの三層センサー技術は裏面照射タイプが前提です.

これから写真は人が撮るのではなく、カメラが撮る時代になって行くようです。
作品はカメラの機種が撮影者になるんでは…。

和魂漢才とか和魂洋才の世界ですな


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