オリンパスE-P3のAFはE-P2よりも2倍近く速い

PEKKA POTKAに、オリンパスE-P3とE-P2、ニコンD3XのAF速度の比較テストが掲載されています。

Olympus E-P3: AF speed and responsiveness 

  • E-P3とE-P2でシンプルなAFテストを行った。1メートルの距離の新聞紙と、背後にある5メールの距離の植物に、シングルAFで中央のフォーカスポイントを使って交互にピントを合わせ、シャッターが切れるまでの時間を測定した。そして、このテストを小さな差異を平均化するために75回繰り返し、4本のレンズで同じことを行った。結果は次の通り。
    1. オリンパス14-42mm F3.5-5.6 II R (42mmでテストを行った):結果はE-P3が0.82秒、E-P2が1.41秒でE-P3が42%速い。
    2. オリンパス40-150mm F4-5.6(50mmでテストを行った):結果はE-P3が0.89秒、E-P2が1.46秒でE-P3が39%速い。
    3. オリンパスの4/3用の12-60mm F2.8-4+Novoflex m4/3アダプター(50mmでテストを行った):結果はE-P3が1.96秒、E-P2が2.26秒でE-P3が13%速い。
    4. パナソニックの20mm F1.7:結果はE-P3が0.87秒、E-P2が1.54秒で、E-P3が44%速い。
  • 結論としては、E-P3は実際にE-P2の2倍高速なカメラだということだ。オリンパスは最速のAFを主張しているが、E-P3はどのくらい速いのだろうか? 私はD3Xと3本のレンズを使って使って同じテストを行った。結果は次の通り。

    1. AF-S Micro Nikkor 105mm F2.8G:結果はD3Xで0.97秒。
    2. AF Nikkor 85mm F1.4D:結果はD3Xで1.15秒。
    3. AF-S Nikkor 14-24mm F2.8G(テストは24mmで行った):結果はD3Xで0.70秒。
  • 14-24mmはレンズが動く距離がとても短いので高速だが、他のレンズではE-P3の方がニコンよりも速い!
  • (アップデート)同じテストをオリンパスの12mm F2で行ったところ、結果はE-P3で0.74秒だった。

 

"FAST AF"はE-P3の目玉の1つですが、シングルAFでは、実際にE-P3はE-P2の2倍近い速度(シャッターラグ込みで)があるようですね。

発表前の噂では、新しい"R"の付いたレンズでないとAF速度が速くならないという情報が流れていましたが、このテストを見る限りでは、"R"の付いていない旧型ズームやパナソニックのレンズでもAFは同じように高速化されるようです。どうやら、E-P3の"FAST AF"のために現行型のレンズを買い控える必要はなさそうですね。

2011年7月 9日 | コメント(23)

コメント(23)

早さを追求するのはいいですが、AFイルミネーターなしで
暗所での合従精度を改善してほしいです。
E-PL1s+14-42Ⅱだと正直使い物になりません。

基本的に超高速AFなのは間違い無いようですが、MSC仕様やハイスピードイメージャ対応レンズでなければ、事実上「動作する事はします」と言う程度なのは変わっていませんねぇ。
オリンパスの、と言うかMFTのコントラストAFが速くなる事は喜ばしいですが、ある程度以上の高速化は、ごく限られた被写体相手にしか必要ではありません。
問題は、ZD50マクロやZD50-200等の高性能バーゲンプライスレンズをMFTでは(事実上)使えない点が解決していない事です。

オリンパスイメージングって「のんびりしているというか、時代の空気を読めないメーカーだなあ」と思っていましたが、いやはや。
どんな変化が社内であったのでしょう?
これからも尖った、オリンパスファン以外の一般消費者もひきつける、魅力的なカメラをどんどん出してもらいたいですね。

オリンパスプラザでE-P3にZD50マクロを付けてAFの動きを見たのですが、動かないものを撮影するのには十分使えそうな速さでした(場合によってはE-520に付けた時よりも速いかもしれません)。オリンパスの社員も驚いていました。

パナソニックのパンケーキレンズがこんなに早くなるなんてびっくりです。
25mmf1.4との差別化がますます難しくなるのでは。

>「のんびりしているというか、時代の空気を読めないメーカーだなあ」と思っていましたが、いやはや。


…でしょうか?
2006年2月発売のE-330が初めてのフルタイムライブビューDSLRでしたが、イメージセンサーライブビュー時はMFのみで、AFのためにファインダー内を撮影して背面モニターに表示する別システムが搭載されていました。2008年3月発売のソニーα350と同じ方式です。

「時代の空気を読めない」どころか、先を進みすぎてしまって忘れ去られてしまっている?

で、そのE-330発表時に開発の方は「コントラストAFはスピードが問題で搭載出来なかった」とおっしゃていました。少なくともその頃すでにライブビューAFの開発は進めていたという事なんでしょうねぇ。

上二本はMSC搭載だから当然かもしれませんが、パナのパンケーキでも相当の速さになっているということは、オリンパスのパンケーキなどMSC非搭載のm4/3レンズ群でも同等の効果が期待できるということでしょうか。だとするとオリンパスの旧ズームやパナソニックレンズも恩恵に与れて嬉しいですね。
アダプタ経由でもいくらか速くなるということで、4/3レンズを使っている方にも朗報かもしれませんね。体感としてどれくらい違うのか分かりませんが。


シングルAFなら全く問題無い早さですね。
動体相手だとどのくらい対応できるのか興味が有ります。
位相差AFと違ってコントラストAFの予測制御はまだそれ程進化してないので動きの早いものほど精度が落ちるのでしょうか?
(将来的には解決してくるとは思いますが…)

コントラストAFでここまで速度が出てしまうと位相差AFが駆逐されるのも時間の問題ですね。
精度的には既にコントラストAFの方が上ですし後は動体追尾での予測制御が上手く行けば一眼レフを越えますね。
(レンズのAF精度やボディとの相性によってのAFズレなども無くなりますし位相差AFで対応しきれないF値の小さなレンズやAFセンサーの位置に縛られないAFポイントなどメリットが沢山有りますしね)

µ4/3について言えば更なるレンズの充実がもう一つの課題ですね。
明るい単焦点は充実しだしてるので明るいズーム(F2~2.8通し)や望遠(400mm、500mm or more)も欲しくなります。
(4/3レンズをアダプターで使用するのはバランス的にちょっと苦しいですし高速対応の構造の方が良いです)
特に高速AFが生かしやすい望遠はそれに見合ったボディと共に充実すれば撮影の守備範囲もかなり広がりますね。
各社で準備中のプロボディも楽しみになってきました。

E-P3予約していますが20mmF1.7も速くなるのはあまり期待していなかっただけに、大朗報です。
MFTのレンズよりFTのレンズの方が多く所有しているので使える範囲に入ってきたのは嬉しいですね。

私が、フォーサーズを選んだ理由は14-54mm F2.8-3.5&
50-200mm F2.8-3.5を使ってみたいと思ったからです。

そのようなレンズをMFTでも出してほしいですね。
そしてE-330の件、これはその通りです。私は未だに使って
います。あまりにも突然に突拍子もない機種を出すから
時代についていけないのかもしれませんね。

最初のAFカメラなんて完全に受け入れられなく消滅。
その他いろいろです。ダストリダクションを他社が採用するのは
何年もたってからです。ただ最近遅いかな。

パナソニックの20mmF1.7でも高速なのは、良い意味で予想を裏切る結果です。

E-P1で一番よく使っているレンズですが、オリのレンズではないし、パナのレンズの中でもAF遅い方のレンズなので、E-P3でも大して早くならないだろうとおもってました。

ピントが既に合っている状態からならどうなるのでしょう?
位相差AFならそのまま撮れますが、従来のコントラストAFなら一旦フォーカスを動かして「あ、さっきの方が合っていたんだ」ということで戻ってから撮れますよね。
その点がE-P3だと速いのかな?と興味あります。

>未だにEVF内蔵機を出していないので…(笑)

レンズ交換式ミラーレスでは、
あのSONYもないですよね。
むしろ、国内では、PANASONICだけでしょう。
体力の少ないolympusを責めるのは酷ではないでしゅか。

たぶん、いま、開発中でしょうし、長い目でまちましょうよ。

E-PL2を持っているので、E-PL2と比べて、どれくらいE-P3が速いのか興味があるのですが、どなたか、E-P2とE-PL2でどれくらい速度違うかご存知ですか?

x24070kiさん

>時代の空気を読まなければ。

OLYMPUSなりに空気を読んで「安価でユーザーが受け入れやすいもの」を工夫したのがE-3桁シリーズやPENシリーズなんでしょう。PENの方は市場に受け入れられているようです。

DSLRでは、ダストリダクション、デジタル対応レンズ、ライブビュー、可動モニター、アートフィルターなどを先駆けて搭載し、結局数年経ってから他のメーカーが追従することになりました。どれも一定の評価を得ていて、ある意味「リーダー」と言えるかもしれません。しかし市場のリーダーになれないのは、後発ゆえ継続使用するユーザーが元々いなかったことと、ブランド力の不足が大きいと思っています。ですからOLYMPUSはミラーレスの分野で確固たるブランドイメージを築こうとしているのでしょう。
(エントリー層ほどブランドイメージに影響されるようです)

私は、シェアを取るために安価でユーザーが受け入れやすいものばかり追求するメーカーには魅力を感じません。ものづくりをするのであれば、カメラでも高度先進技術を追求して欲しいと思います。OLYMPUSというメーカーの魅力は「市場のリーダー」であるよりも「ものづくりのリーダー」であることにあると思うのです。

というわけで、フォーサーズのEシステムもセンサー技術の向上でこれからが本領発揮出来るだろうと期待していますし、マイクロフォーサーズでも我々を唸らせるようなものを出してくれそうで、本当に頑張って欲しいです。

もともとオリンパスってAF速かったんですよね。
E-3 + 12-60で確か史上最速をマークしてたはず。
静止物が相手なら速さも正確さも
CNなんかよりも優秀だったんですよね。

アピールが下手なのか他社がウマいのか、
世間のイメージでは逆になってますけど。

コンパクトを売りにしているPENやNEXにEVFが付いてないのは大きさの問題かと思います。
プロ用と噂される上位機種には内蔵されるのでは?

私は内蔵してデカくなるぐらいなら外付けにして欲しい派ですけどね。
高性能な外付けEVFが後で発売さても交換できますし。

開発しているけど、まだ、できていないだけではないでしょうか。E-P3の開発も、一年半くらいかかってるらしいので。

NEXが出て、m43にもっとも必要なのは小型化と考えて、miniの開発を優先した推測します。大分叩かれましたから。

(e-p3の発表の時も、モックアップのminiを出したのは、批判をかわすためだと思う)

でも、そろそろ、EVF付の高速Af機を出して欲しいですね!個人的には、フジのX100ライクなM43を希望します!

AFとは関係ございませんが、今のソニーやパナソニックのEVF内蔵カメラのEVFは後方に飛び出しが大きいので、ミラーレスカメラは厚さが薄いのが魅力なのに、その魅力が小さくなってしまってると思います。α55はミラーレスではございませんが、高さと幅は短いのに奥行きだけ長いです。EVF内蔵機をお作りになるのでしたら、ファインダー倍率や解像度を落とさずファインダーが出っ張らない様にお作りいただきたいと思います。

オリンパスの体質は変わりそうですよ。

http://diamond.jp/articles/-/12985

OLYMPUSは他のカメラメーカーと違って、本業がイメージング事業ではないのがポイントではないでしょうか?
なので、悪く言えば、「売れなくてもいい」という甘えがあり、よくいえば、「思い切ったチャレンジができる」という『副業』としてのカメラづくりに対するポジションが、OLYMPUSと他のメーカーの大きな違いだと思います。

OLYMPUSは確かにカメラとしてのシェアは低いけど、以上の立場から、OM時代から数々のユニークな技術やコンセプトを発表して、他のカメラメーカーに影響を与え続けてきた、貴重な存在だと思います。そういう写真機技術に対して「攻め」の姿勢でいるOLYMPUSというメーカーには、やっぱりイノベーション的なものを期待してしまいますね。
シェアは低くても、日本のカメラ界には、なくてはならないメーカーだと思っています。

個人的には、m4/3の水中カメラを期待してます。
ニコノスみたいに何十メートルも潜れなくていいから、単体で水に浸けられて、コンデジより画質のいいカメラがほしいです。
PEMminiのハウジングも、充分小さそうだけど、やっぱり単体の方が気楽でいいですし、このジャンルはまだ製品がないので、ず〜っと期待してるんですよ。

結局、E-4XX サイズの中級機にこの手の機能を積み込んだ物が一番使い勝手良さそうな気がするんですが…。

空気を読んでいるから、少なくとも今は、EVF内蔵機を出さないんでしょうね。主な購買層である女子の皆さんは、あんまり必要としていないでしょ?
以前に他のどなたかも言っていましたが、EVF内蔵機、「PEN」としては出さないかも知れませんね。もっと小型、且つ、高性能にならなければ…。
プロ用機で採用、ということであれば、あるいは、マイクロではないフォーサーズで出したりして。


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このページは、2011年7月 9日 に公開されたブログ記事です。

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