ソニーNEX-C3のDxO Markのスコアとレビューが掲載

DxOMarkに、NEX-C3のセンサーベンチマークの結果とレビューが掲載されています。

DxOMark Sony NEX C3 Review: a great sensor in a tiny camera

 

 NEX-C3   NEX-3   NEX-5   D7000   α580 
Overall Score
(RAWによる
センサーの総合点)
73 68 69 80 80
Color Depth
(色の再現域と分離)
22.7 22.1 22.2 23.5 23.8
Dynamic Range
(ダイナミックレンジ)
12.2 12 12.2 13.9 13.3
Low-Light ISO
(DxOの基準で許容できる
最高のISO感度)
1083 830 796 1167 1121

 

  • DxO Markのスコアでは、それぞれの項目が少しずつ上昇しており、高感度ノイズは新型では明らかに1/3段分良くなっている。ソニーNEX-C3とα580、ニコンD7000は本当に同じセンサーを採用しているのだろうか? DxOのスコアはノーと言っているが、我々の(詳細な)測定結果はイエスと言っている。NEX-C3のセンサーは(他の16MPセンサーと)同じセンサーだが、異なったチューニングをされている。
  • 奇妙なことにNEX-C3の最低感度はISO200で、この制限のため、低感度ではセンサーの特性を目一杯引き出すことができない。ダイナミックレンジと色再現性のスコアに関しては、ISO200以下に落とせないことで差が生じている。

 

NEX-C3のセンサーは、NEX-3/5の14MPセンサーと比べれば全体的にスコアが上昇していますが、他の16MP機のスコアには及ばないようです。これは最低感度がISO200に設定されているためということなので、センサー自体の性能が劣っているわけではなさそうですね。

同じ16MP機のα35やα55、α580はISO100が設定可能ですが、NEX-C3だけがISO200スタートなのは不思議ですね。