時間と共に光学ファインダーの重要性は次第に減少する

MegaPixel にライカのディレクターのインタビューが掲載されています。

Exclusive: Leica Interview - October 2011

  • ライカのプロダクトマネージメントディレクターであるStefan Daniel氏にインタビューを行った。
  • (今年または来年の新製品について)D-LUX5のスペシャルカラーバージョンを発表したところだ。他にも2011年中に興味深い製品を追って発表するつもりだ。しかし、もちろん2012年にも焦点を合わせている。
  • (ミラーレスでは様々なセンサーサイズがあるが、最適なセンサーサイズは?)大成功したX1の経験によって、ライカのレンズ交換式カメラは少なくともAPS-Cサイズのセンサーを採用すべきだという考え持つようになった。
  • (OVFとEVFについて)140万ドットのEVFはすでによい画質だと思う。そしてホワイトバランスや露出を考えると、時には正確性でOVFをしのいでさえいる。技術の進歩にしたがって、時間と共に、OVFの重要性は次第に減少するだろう。(富士の)X100のファインダーはとても素晴らしいコンセプトで上手く考えられている。
  • (Mシリーズで動画は採用するのか、M10ではCMOSになるのか?)動画やライブビューのような追加機能を提供することは、Mシリーズのカメラのユーザビリティを著しく拡張するだろう。CMOSはそのようなカメラの必要条件で、従って将来採用される技術だろう。
  • (MシリーズのAFについて)Mシステムではコンパクトさと互換性が非常に重要な要素だ。とは言うものの、AFはずっと多くの顧客をターゲットにできることはよく承知しており、現在、解決策を研究しているところだ。

 

ライカの新しいレンズ交換式ミラーレス機は、以前CEOの発言にもありましたが、やはりある程度大きなセンサーを採用する可能性が高そうです。また、EVFに関しては思いの外肯定的なようなので、EVFを内蔵するのかもしれませんね。X1をレンズ交換式にしたようなカメラになるんでしょうか。