キヤノンが近距離無線を使ってマウント間の通信を行う特許を出願中

エンジニアの嗜みで、キヤノンのレンズとボディの通信を無線で行う技術に関する特許が紹介されています。

・Canon マウント間の通信を近距離無線式で行う特許(※引用元サイトは閉鎖されています)

  • キヤノンが、カメラとレンズやフラッシュ間を近距離無線方式で通信する技術に関する特許を出願中。本格的なライブビューや動画を実現する為に、無線のチップを組み込むことでマウントを拡張する可能性は十分に有り得る。
  • キヤノンの特許: 近距離無線。無線の出力を小さくし、通信波の半径を30~50mm程度とする。 通信波の到達範囲は機器の内側までであるから、漏洩しない。通信範囲内には1機種しか存在しない為、ペアリング不要。
  • キヤノンの特許は(マウント間の通信に)無線を使うというもの。一度無線式を採用してしまえば、今後は増設する必要がなくなる。このこと自体は既知の技術だが、近距離無線の採用がキヤノンの特許のようだ。

 

近距離無線でマウントの機能を拡張すれば、マウントに物理的な変更を加えなくても、コントラストAFの高速化や動画への最適化などが実現できるかもしれませんね。将来マウントに新しい機能が必要になった場合でも、レンズとボディのファームアップで比較的簡単に対応できそうです。